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明治大学広報
第582号(2007年4月1日発行)
「数理科学教育」の成果を報告
「大学院GP」フォーラム
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 文部科学省「魅力ある大学院教育」イニシアティブ採択プログラム『社会との関りを重視したMTS数理科学教育─成果と継続的発展─』の報告会は、長吉泉理事長、中邨章大学院長をはじめ、学内外から約100名が集い、2月17日に駿河台校舎大学会館で開催された。

 元都立大学総長の荻上紘一大学評価・学位授与機構教授の基調講演では、取組報告書に言及しつつ、「ここまでやってくれたことを非常に喜んでいる」という評価を頂いた。荻上教授は「大学院教育改革」の重要性にも言及し、文部科学省は設置基準改正をして大学院教育改革を急ぐ方針であることを強調。その方針を大きく先取りしながら、数学に対する社会の強い要請に正面から応えようとした本取組を高く評価。取組の継続的発展だけではなく、「明治大学数理科学センター」の発足と「数理科学専攻」の開設に大きな期待を持っていると総括した。

 続いて、後藤四郎理工学部教授、山本卓広島大学大学院理学研究科教授、上山大信理工学部特任講師から、活動の全体報告、広島大学における取組報告と本学の取組へのエール、現象数理コースと明治大学数理科学研究所実験室における現象数理研究の状況について、それぞれ詳細な報告があった。

 紫紺館で開催された懇親会は、納谷廣美学長と向殿政男理工学部長のスピーチではじまり、90名の出席者があった。学長からは心温まる労いの言葉が、森宮康教務理事からは、スポーツだけではなく学問的にも「世界に冠たる明治大学」を目指し努力するよう、激励の言葉があった。

(後藤四郎・理工学部教授)



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