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明治大学広報
第582号(2007年4月1日発行)
「教員養成GP」
「授業を支える力量形成セミナー」
現職教員、学生らが熱心に参加
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  2月25日、駿河台校舎アカデミーコモンにて「授業を支える力量形成セミナー」(主催=教職課程)が開かれた。

このセミナーは、平成18年度教員養成GPに採択された「授業デザイン力形成支援プロジェクト」の中間報告会を兼ねるもので、明大生のほか、新潟県からの来場者を含む多数の現職教員、他大の教員・学生ら、およそ247名が参加した。

 午前10時からの開会式では、教育機関としての明治大学の使命を中心に、納谷 美学長が開会の挨拶。続いて現代の社会に求められる教師像と教員養成GPの理念に関する説明、プロジェクトの概要説明、本年度の活動報告がなされた。その後参加者は、ベテラン教師による教材開発ワークショップに参加した。虹の内側と外側で空の明るさが異なるのはなぜかといった興味深い課題を前に、初対面の現職教員と学生が活発に討論する姿が見られた。

 午後は、教職課程と司書・司書教諭課程の教員および外部講師によるセミナーが開かれた。授業の映像記録を交えた授業デザインのコンセプトの説明など、新しいスタイルの教師教育が提案され、積極的にメモを取る現職教員の姿が見られた。続く森毅・京都大学名誉教授(写真)の講演では、自身の学校経験や教師としての経験を踏まえて、教育は1年・2年といった時間だけでなく、15年や100年といった複数の時間の感覚を持つべきであるという点が述べられた。

 最後に閉会式を経て午後5時に散会した。



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