校友の増井英之さん（04年政経卒）が、１月26日にホームから線路上に転落した人を救出したとして、さきごろ、ＪＲ東日本と上野消防署から感謝状を贈られた。

　増井さんは、同日の仕事帰りに会社の同僚と上野駅ホームを歩いていたところ、年配男性が意識を失い線路上に転落するのを発見。引き上げようとその場にいた男性と同僚の３人でホームに降り、駆けつけた周囲の人に引き上げてもらった。

　事件当日が奇しくも01年に新大久保駅で起きた、ホーム転落者救出事故と同じ日だったこともあり、報道で大きく取り上げられたが、増井さんは「そんな大げさな話ではなかった」と至って控えめ。

　増井さんは現在、厨房設備を扱う企業の営業マン。在学時代から体同連駿河台バスケットボール部（当時は研連バスケットボール部）に所属、現在もコーチングスタッフとして活躍している。







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