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明治大学広報
第582号(2007年4月1日発行)
産学連携だより
公募研究による助成金獲得への取り組み
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  社会連携促進知財本部は、学外からの研究資金導入のひとつとして、政府などの公募研究による助成金の獲得に積極的に取り組んでいます。とくに、新エネルギー・産業技術総合機構(NEDO)が募集する「大学発事業創出実用化研究事業(通称マッチングファンド)」は、多くの採択の実績があります。これまでに本学が採択された研究テーマは、次のとおりです(カッコ内は研究代表者)。

◆データストレージテープ用ナノサイズ磁性微粒子の開発
 (理工学部・山元洋教授)

◆酵素重合型自然乾燥性速乾漆の開発と応用に関する研究
 (理工学部・宮腰哲雄教授)

◆吸着分離操作用シミュレーション・ソフトウェアの開発
 (理工学部・古谷英二教授)

◆環境共生型『塩化ビニル系建築廃棄物の循環利用技術』の開発
 (理工学部・菊池雅史教授)

◆高付加価値(医療用)クローン・ミニブタ生産システムに関する研究開発
 (農学部・長嶋比呂志教授)

◆ナノ漆の開発と応用に関する研究
 (理工学部・宮腰哲雄教授)

◆建築系複合資材廃棄物の分別、細粉体化及び分級技術の調査
 (理工学部・菊池雅史教授)

◆高速駆動ミラー光源を持つUV/可視同軸照射ラマン顕微鏡の開発
 (理工学部・小椋厚志准教授)

◆キレート硬化型ペースト状人工骨の開発と医療デバイスへの応用
 (理工学部・相澤守准教授)

◆建設塩ビ廃材利用の防水シート用再生粉体の調製と配合技術の開発
 (理工学部・菊池雅史教授)

 マッチングファンドとは、大学等の研究成果の技術移転による事業化を促進し、新規産業や雇用の創出を図ることを目的とした研究開発事業です。これらの研究開発事業はパートナーである協力企業において、目下、商品開発等に取り組んでいます。

 知財本部では、いち早く実用化に成功した宮腰哲雄教授の研究成果を明治大学博物館の協力を得て、4月7日から5月7日まで「“漆”新世紀展─最新テクノロジーによる次世代機能材料の研究開発」と題する展示会を開催します。今回の催しでは、同事業で開発した「ハイブリッド漆」「金コロイド・銀コロイド漆」「ナノ漆」による製品を展示します。  今後も知財本部では、こうした展示の機会を設け、多くの方にわかりやすい形で社会連携による研究成果を紹介していきたいと考えています。

 問い合わせ等詳細は明治大学知的資産センター事務室
 (TEL:03─3296─4327)まで。

明治大学社会連携促進知財本部

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ハイブリッド漆とナノ漆で作成した「文殊菩薩図」
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