明治大学連合父母会は卒業式終了後の午後２時10分から、駿河台校舎父母センター会議室で、教育振興賞授与式を開催した。

　この賞は、司法試験や公認会計士試験、国家公務員第�T種試験など難関の国家試験に合格したり、各種大会等で優秀な成績を挙げるなど、明治大学の教育振興に寄与した学生を顕彰するもの。

　２００６年度は公認会計士試験合格者９名、国家公務員第・種試験合格者８名のあわせて17名が対象となり、近年ではまれにみる受賞者数となった。

　授与式には、大学から連合父母会名誉会長でもある納谷廣美学長、父母会担当の森宮康教務理事、連合父母会から栗原聖宜会長はじめ役員、各地区父母会役員関係者ら多数が出席し、受賞者の功績を称えた。

　栗原会長は「今後は社会に貢献し、よりよい未来をつくる使命感を持ってください」と挨拶。引き続き栗原会長より一人ひとりに賞状と記念品が手渡された。

　納谷学長は、自分自身の体験を話したあと、「明治魂を持って、悪に加担したり、弱者を切り捨てることのない社会、国家となるように努力してほしい」と激励の言葉を述べた。

　公認会計士試験合格の八木亨（商学部）さんは「監査法人に就職が決まっています。がんばります」と抱負を語った。


前のページに戻る