明大政治経済学部および大学院ガバナンス研究科の牛山久仁彦ゼミが、京都・京田辺市の官学連携イベント「第１回全国大学まちづくり政策フォーラムin京田辺」で行われた政策提言の発表で、優秀賞を受賞した（写真）。テーマは「若者参加 選挙ではじまる まちづくり」。

　このイベントは、学生の自由な発想を市政に生かそうと、同市と提携する同志社大を中心に全国から大学が参加して行われたもの。３月16日から18日の３日間にかけ、京田辺市職員や市民らの協力のもと、京田辺市をフィールドワークし分析、その成果を政策提言として発表した。

　牛山ゼミのメンバーは学部・大学院合計４名でテーマに取り組み、同市に拠点を置く同志社大と市の協働による小中学生に向けた選挙啓蒙活動について提案。地方分権が進められるなかで重要な意味をもつ自治体選挙の投票率向上などについて、データをふまえた具体的な提案を行なった点が評価された。

　牛山教授は、「政策づくりは、地域の課題解決のためにますます重要になる。学生も市民として責任をもって地域づくりに役割を果たす必要がある。今回の経験が、今後の励みになるのでは」と語る。



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