明大農学部の米山勝美教授がこのほど、日本農学会の「平成19年度日本農学賞」を受賞し、その授与式が４月５日、同学会の平成19年度（第78回）大会（会場=東京大学山上会館）で行われた。

　今回の受賞は、植物病理学的および遺伝子工学的技術を駆使することにより、植物病害制御分野に新たな展開をもたらした功績を評されてのもの。

　同学会は、林学・水産学・獣医学なども含めた農学に関する専門学協会等の相互協力により、１９２９年に設立された。現在は51学会が加盟、農学およびその技術の進歩発達に貢献し、統合統一された農学の発展を目指して活動している。

　同賞は日本農学会設立以前の１９２５年に発足した「農学賞」を起源とし、日本の農学研究者間における最高の栄誉として今日まで受け継がれている。

　米山教授は、農学部農学科で「植物病理学」などを担当している。



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