社会連携促進知財本部（本部長＝山元洋理工学部教授）は、今年度で文部科学省の「知的財産本部整備事業」の最終年度を迎えることとなりました。知財本部では、これまでの４年間、知財本部整備事業のモデル校として、産官学連携窓口の一元化、社会連携、知的財産、利益相反の３つの基本ポリシーの整備を行い、知的財産に関する学内の啓発活動に積極的に取り組んでまいりました。

　今年度、知財本部では、今までの取り組みを継続・発展させながら、産官学連携のワンストップサービスを充実させると共に、国際的な産官学連携の推進、地域連携活動の促進・強化、大学間連携活動の強化を目指して活動を行なってまいります。

　国際的な産官学連携の一環として、６月１８日〜２０日まで中国福建省の人民政府の招待による「プロジェクト成果交易会」に出展いたしました。海外での本学の研究成果の紹介は初めてで、宮腰哲雄理工学部教授が「ナノ漆とハイブリッド速乾漆」の技術について発表しました。この交易会を足掛かりに海外への技術移転も積極的に推進することにしています。

　他にも今年度の前期には以下の活動を予定しています。

▼第６回産学官連携推進会議展示会　６月１５日〜１６日
▼学生ビジネスアイデアコンテスト２００７　７月募集開始、最終審査１０月中旬予定
▼テクノトランスファーinかわさき　７月１１日〜１３日
▼イノベーションジャパン２００７大学見本市　９月１２日〜１４日
▼研究・技術交流会（新潟）　９月７日　

　後期にはアグリビジネスフォーラムや関西・関東１０私大産学連携フォーラムなども予定しています。

　知財本部では、今年度も社会連携をさらに実りあるものにするためにさまざまな活動に取り組んでまいりますので、引き続き皆様方の暖かいご支援・ご協力をお願いいたします。問い合わせは知的資産センター事務室（０３─３２９６─４３２７）まで。


明治大学社会連携促進知財本部

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