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明治大学広報
第585号(2007年7月1日発行)
第11回 明治大学・成田社会人大学
5月19日に開講式を行う
 
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 今年で第11回目となる「明治大学・成田社会人大学」の開講式が5月19日、納谷廣美学長と小泉一成成田市長(2007年1月22日就任)の出席のもと成田市役所で行われた(写真)。

 例年、各課程とも抽選により受講生を決定していたが、本年より希望者全員を受け入れることとし、過去最大の210名の受講生と16名の運営委員でスタートした。

 成田市では生涯学習推進計画に基づき、JR成田駅から徒歩10分の高台に生涯大学校としての施設を前日の18日にオープンしたばかり。開講式終了後に行われた国際社会課程の講義(講師=カク燕書経営学部教授)が、この新教室を使っての授業第一号となった。国際社会課程では、テーマを「国境と異文化の壁を超えて」とし、前半で中国や韓国の社会や文化を、後半では広大なアフリカの経済、紛争、エイズ等の現状を学ぶ予定となっている。

 団塊世代の大量退職時代を迎えての新講座として、地域社会課程では「身近な生活から〜今私たちにできること」をテーマに、社会的にも注目されつつあるコミュニティビジネスを取り上げ、「地域課題の解決」という視点でワークショップを開催。受講生参加型の授業を実現させることで、成田市におけるコミュニティビジネスの可能性を探りながら「今! 自分にできる」ことを共に考えていく。

 緑地環境課程は、今年から成田西稜高校に隣接している農地を借用しての作付け実習が4月からすでに開始しており、夏野菜の収穫が期待される。また、昨年の味噌造りに続き、生活に役立つ実習を継続してほしいとの声に応えて、今年は東南アジアの保存食品であるテンペと魚の燻製作りに挑戦する。

 回を重ねるごとに、明大と成田市との連携は個々の連携へと広がり、開講式には学長や講師のもとで旧知の友人のように親しく語らう受講生の姿が見受けられ、大学と地域連携が目指す生涯学習のあるべき姿を見せている。


参考リンク:明治大学リバティ・アカデミー (地域連携関連)

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