文部科学省の２００７年度私立大学学術研究高度化推進事業の選定結果が４月２４日に発表され、明大が申請していた研究プロジェクト４件（新規２件、継続２件）が採択された。この結果、今年度明大で展開するプロジェクトは推進中のものを含めて１４件になる。

　私立大学学術研究高度化推進事業は私立大学等における研究基盤の整備および研究機能の高度化を図るため、重点的かつ総合的な支援を行う文部科学省の大型研究プロジェクト。「ハイテク・リサーチ・センター整備事業」「学術フロンティア推進事業」「オープン・リサーチ・センター整備事業」「社会連携研究推進事業」の４つの事業に分類される。

　選定された研究プロジェクトの研究期間は５年間で、３年目に中間評価が実施され、研究に進展が見られず、改善の見込みがないと判断されると研究が打ち切られる。また、研究期間終了後には公開シンポジウムの開催、学会での発表、ホームページなどを通じて、研究成果を積極的に社会へ発信するよう努めなければならない。

　今回選定を受けた新規の研究プロジェクトは次のとおり（プロジェクト名に続いて(1)研究組織名(2)研究代表者）。

◇学術フロンティア推進事業◇
▽「次世代機能材料『漆』の高度利用に関する学際的研究」
＝(1)バイオ資源化学研究所(2)宮腰哲雄理工学部教授

◇オープン・リサーチ・センター整備事業◇
▽「クォリティ志向型人材育成とスマート･ビジネス･コラボレーション─経営品質科学に関する研究─」
＝(1)経営品質科学研究所(2)山下洋史商学部教授


大型研究プロジェクトのページ　（研究・知財戦略機構）
　

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