第586号(2007年8月1日発行)
日加戦略的留学生交流促進プログラム
第1回総会を明大で開催 |
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日加戦略的留学生交流促進プログラムの第1回総会が5月10日、駿河台校舎紫紺館で開催された。
本プログラムは日本とカナダそれぞれに有力大学によるコンソーシアムを結成し、相互協力することで、個別大学間での交流の枠を越え、これまで以上に幅広い留学生の交流を可能にするもの。日本側コンソーシアムは明大のほかに慶大、上智大、東工大、大阪大など13の大学が加盟している(カナダ側は17大学)。
4年前にカナダ・ヨーク大学で開かれた日加学長会議をきっかけに、以来明大を事務局として大使館など関係各方面の協力のもと綿密な準備がなされ、このたびの第1回総会開催に至った。総会は納谷廣美学長が議長を務め、プログラムの運営や派遣学生の決定などさまざまな協議が行われた(写真)。
総会に引き続いて行われた懇談会には、加盟大学からの出席者のほか、駐日カナダ大使館をはじめ、外務省、日加協会など日加友好を担う関係団体から多数参加。納谷学長は挨拶で「はじめてのスキーム作りで大変なこともあったが多くの協力で成しえた」と感謝を述べ、相互交流促進のためのひとつの基盤として継続していくことを約束した。来賓からの祝辞では、プログラムの成立を祝福し、「米国とは違った独自の文化を持つカナダをより多くの日本の学生に知ってもらいたい」「難しいけれどもやりがいのあるイニシアチブ。取り組むみなさんを応援する」など今後の発展に期待が寄せられていた。
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