ボートの第８５回全日本選手権が６月７日から１０日にかけて埼玉・戸田ボートコースで行われ、明治大学体育会端艇部が男子舵手なしペアと男子舵手付きフォアで優勝を飾った。

　塚本章良（農４）、加茂拓矢（政経４）の舵手なしペアは、スタートから飛び出し、社会人チームの東京トヨペットを押さえての完勝。

　高橋遼平（理工４）、杉谷晃直主将（法４）、伊藤清剛（理工２）、嶋田友生（文２）、越智達之（コックス・商１）で臨んだ舵手付きフォアは、１５００ｍ付近でトップに立つと最後は２位京都大学に大差をつけて圧勝した。

　社会人も参加する今大会で、男子の８種目のうち優勝を果たした大学は明大２種目、東大１種目の２校のみ。杉谷主将は「この勢いをインカレ（８月）につなげていきたい」と力強く語り、昨年不本意な結果に終わったインカレに向けて意識を切り替えていた。



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