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明治大学広報
第587号(2007年9月1日発行)
校友会特集:新生校友会のさらなる充実と大学支援

新生校友会第二期発足にあたって
校友会長 青木信樹
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 このたびの定時代議員総会において、はからずも新生校友会第二期目の会長をお引き受けすることになりました。この4年間は新生校友会の定着に微力を尽くしてまいりましたが、第二期目は発展に努めなければなりません。そこで、若干この4年間を振り返ってみたいと思います。

 明治法律学校が産声を上げてから5年後、校友会は明治19(1886)年に発足し、昨年、創立120年記念式典を開催いたしました。校友会は4年前に、従来ややもすれば仲良しクラブにすぎるきらいがありましたが、大学支援賛助を明確に掲げ、校友会会則を全面改正して新たな組織に生まれ変わりました。

 この4年間の具体的な大学支援事業として、大学の記念事業等への積極的な支援を、そして、学生支援のため、給付型の校友会奨学金制度を発足させ、年々充実させながら、昨年度は2900万円を220名の学生・大学院生に給付しました。今年度は、総額3300万円の奨学金を学生奨学金(給付型)として大学に寄付いたします。また、校友会支部活動を支援しながら、明治大学を広くPRするため、全国各地で一般の方々の参加を得て公開講演会を開催してきました。

 さらに、2004年10月からは、校友会活動の拠点ともなる紫紺館(2006年12月竣工)を大学に建設していただいたことに対し、大学の校友会への恩情に対して、校友会は母校の教育と研究を支援するために10億円の募金目標を掲げ、校友のみなさんの全面支援のもとに、募金運動を進めてまいりました。2007年7月現在、5億円強を大学に寄付いたしました。しかし、まだ目標には達しませんので、さらに継続して、募金目標を達成するまで、募金運動を進めてまいります。

 校友にとりましては、母校が発展し、社会から高く評価がされていくことが最大の喜びであると思っています。母校の教育と研究の充実なくしては、校友会の充実もあり得ないわけですから、この点からも母校に対する支援と募金運動を今後も継続してまいります。

 新生校友会第二期目として校友会は今後、組織活性化のために若手校友と女性校友の参加しやすい校友会活動を目指していくことが必要かつ重要であると思います。若手校友を一人でも多く校友会に迎えながら、校友会の活動充実を図りたいと思います。そのためには、各支部が魅力的な活動を行う必要がありますが、校友会本部はそのための努力を惜しみません。

 ご存知のように校友会活動は、母校支援のボランティア活動であります。明治大学がますます充実していくことを心から喜び、校友のみなさんと一緒に、今後も明治大学の翼賛に努め、支援してまいる覚悟です。



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