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明治大学広報
第587号(2007年9月1日発行)
校友会特集:新生校友会のさらなる充実と大学支援

改革を大学発展の起爆剤に
理事長 長吉 泉
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 2000年の12月に理事長に就任し、6年半が経過しました。就任直後にキャンパスの正常化に取り組み、約2年半で現在のような正常化が達成できました。校友のみなさんをはじめ、関係各位のご支援がなければ、この大学の正常化は不可能であったと思います。これを契機として、教職員、校友会、父母会等々大学関係者が一丸となって、問題に立ち向かった結果、今日の明治大学があるわけでございます。

 また、3年ほど前には、これまでの事務組織を、財政的にも余裕のあるうちに、将来に備えた近代的な組織に改革すべきであろうと「経営課題検討プロジェクト委員会」を立ち上げました。

 ここでは、理想的な事務組織の構築を目指す一方で、実現可能性の追求に重点が置かれました。理事会は、委員会の答申に基づき、教職員への説明や、教職員組合との協議を経て、事務組織改革の骨子をまとめました。 そして、これらの英知の結晶ともいうべき新事務機構が本年9月からスタートするわけであります。

 まさに本学始まって以来の事務組織の改革であり、現在の部と課で76部署あったものを、教学関係4部、法人関係3部の7部に集約しました。体系的に業務ができるように、学生サービスの向上と教員の研究活動のサポートに重点を置いた組織を目指しています。

 今後は、これを窮めていくことこそが課題であり、教職員が一体となって取り組まなければ、今後の発展は望めません。 さらに、明治大学の将来は、大学を支えていただく校友会と父母会のみなさんのご支援が不可欠です。

 今後も、財政的に十分な配慮をしながら、明治大学に必要な、新しい教育・研究施設の充実を図ってまいります。そのための設備投資は、関係諸機関と相談しながら、積極的に推進し、名実共に私学の雄となれるよう、邁進いたします。

 スポーツ面でも、八幡山グラウンドは全て人工芝に、野球場も調布から府中へ移転するなど、整備を進めており、明大スポーツの復活が期待されます。

 司法試験、公認会計士試験、国家公務員試験等の成果も上がってきていますが、さらなる充実のため、教学の下に指導室を一本にまとめる体制を整えました。

 文武両面において、社会から注目され、先導的な役割を担って行きたいと思っています。

 最後に、校友会は役員の改選が行われました。この4年間、新生校友会の組織をここまで立派にしていただき、心から敬意を表します。今後、校友会のますますの繁栄を祈念するとともに、大学への一層のご支援を賜りますことをお願い申し上げます。


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