明治大学
English Korea Chinese Chinese 交通アクセス お問い合わせ サイトマップ
明治大学TOP > 明治大学広報 > 第587号(2007年9月1日発行)
明治大学広報
第587号(2007年9月1日発行)
《リバティ・アカデミー特集》

リバティ・アカデミーで「食育」を考える
明治大学広報TOPへ
 リバティ・アカデミーでは2006年4月に開催したオープン講座「『食』と『農』と『教育』」を皮切りに、現代の「食」についてさまざまな角度からアプローチする「食育講座」を開講している。食の安全に対する関心の高まり、子どもの食習慣の乱れ、肥満や生活習慣病の増加等が社会問題化していることを背景に、2005年7月に「食育基本法」が制定された。国政の重要課題として「食育」が注目されている中、農学部を擁する総合大学の英知を結集し、食育推進へ向けた情報発信に挑戦している。

 2007年5月には、川端博秋農学部准教授のコーディネートによるオープン講座「食品の新たな機能を探る」が生田キャンパスで開催された。食品・栄養の分野で教育・研究に携わる農学部の教員(早瀬文孝教授、中村卓准教授、竹中麻子准教授)によって、それぞれの専門から、私たちが生活する上でもっとも身近な問題である「食」に関わる最新の研究成果等について、レクチャーがあった。

 2007年11月には連続講座として「ヒット機能性食品の開発をめぐって」が開講される。本講座では、川端農学部准教授がコーディネータを務め、花王「エコナ」、味の素「アミノバイタル」、ヤクルト「プレティオ」等のヒット機能性食品の開発に携わった実務家講師をゲストとしてお招きし、商品開発から市場に出るまでの開発秘話などを講義する予定となっている。

 「食」に関するさまざまな情報がメディアを通して行き交うが、商品開発に携わった技術者の話を直接聞ける機会は多くない。ぜひこの機会に「食育」について考えてみてはいかがだろうか。



前のページに戻る


2007年5月のオープン講座
ページ先頭へ

© Meiji University,All rights reserved.