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明治大学広報
第587号(2007年9月1日発行)
《リバティ・アカデミー特集》

受講生の声:加藤朝子さん
自由に学べる「今」を思う存分楽しんで
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 加藤朝子さんがリバティ・アカデミーの講座に通うようになったのは、江東区の文化財保護推進委員として遺跡の発掘に携わったことから考古学の魅力に惹かれ、さらに明治大学博物館友の会へ参加し、講演会や公開講座を受講したことがキッカケだ。  

 すでにリバティ・アカデミーで50以上の講座を受講している加藤さんは、「自分の好きな分野を好きなだけ勉強できる。こんな幸せは他にありません」と語る。「小学生の頃、疎開で満足に勉強をすることができませんでした。また、今では当たり前ですが、当時、女性が大学で勉強することは一般的ではなかったという風潮もありました。だからこそ、自由に勉強をすることができる『今』を思う存分に楽しんで、納得した生き方をしたいのです」という言葉からは、勉強する姿勢が「趣味」の領域でとどまることなく、さらに上をゆくものだということが伺える。

 「考古学を中心にさまざまな分野の講座を受講していますが、私にとってそれぞれの講座がバラバラというイメージではありません。歴史はさまざまな事象が複雑に絡み合い、重なり合ったもの。ですから、いろいろな講座を受講しているように見えますが、全ては考古学につながっているんです」と話すように、加藤さんは、考古学系の講座はもちろん、文学・哲学など幅広く受講している。

 また、加藤さんはボランティアで明治大学博物館の案内もしている。「博物館のお仕事は、リバティ・アカデミーの講座で学んだ知識を活かすこともできますし、博物館によるフォローアップ研修があってさらに知識を深めることができるのがいいんです」と楽しみながら博物館の案内をする加藤さんの表情はとても明るく笑顔にあふれている。

 最後に加藤さんから一言。「明治大学の博物館は穴場スポットなんです。貴重な資料が展示されているのはもちろんですが、施設はきれいで、落ち着いていてとても良い雰囲気です。もっとたくさんの人に来てもらいたいです」。


アカデミー・ポイント制度
 会員の継続的な学習を支援し、受講成果を認証することを目的に、リバティ・アカデミーが独自に認めるポイント制度。「教養・文化講座」「特別企画講座」「ビジネスプログラム」が対象で、受講時間に応じてポイントが加算され、修得したポイント数が規定に達すると称号が授与される。

称号は
 アカデミー・ドクター
 アカデミー・マスター
   ★★★ (トリプル)
   ★★ (ダブル)
   ★ (シングル)
  の4段階



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博物館案内のボランティア活動中の加藤さん。
すでにリバティ・アカデミーで50以上の講座を受講している加藤さんはアカデミー・マスター★★★トリプルの称号を持っている。

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