第589号(2007年11月1日発行)
《2007夏の成果報告:M−Naviプログラム》
阿波踊りを通しての人との縁
政治経済学部3年永山加耶子 |
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私は今回、同じ学部の友人と3人で阿波踊りのプログラムに参加しました。阿波踊りを全く知らなかった私。当初、「こんな私でも踊れるのだろうか?」という不安がありました。ですが、平和連の講師の方が楽しくレッスン&リハーサルをしてくださり、本番に臨むことができました。
夕方から「踊る阿呆に見る阿呆、同じ阿呆なら踊らにゃソンソン♪」のお囃子に合わせて、演舞場で踊りました。初めて参加したので上手に踊ることは難しかったものの、楽しんで踊ることができました。踊っていて、みんなの気持ちが一つになるのを感じました。また、有料桟敷席前でも踊ることができて、あまりの貴重な体験に大感動。これも明大生の特権だと思いました。
街に溢れた鮮やかな踊りと熱気は圧巻で、提灯のほのかな明かりはとても幻想的で夢を見ているような錯覚に陥りました。毎年130万人が訪れるという夏の一大祭典に、自分は今ここにいるんだということを実感した瞬間、胸が震えました。
終わった後は、みんなで一つのことをやり遂げたという達成感があり、とても気持ちのよい汗をかくことができました。友人と普段できない話ができたことや、ヒッチハイクの途中だという友人の友人と会って話すことができたり、とても濃密な思い出になりました。
後日、私が履修している教職課程の授業で、このプログラムに参加していた徳島出身の女の子と偶然一緒の班になり、仲良くなることができました。プログラムではお互い見かけた程度で話すことはなかったのですが、こうしてまた出会えたのは何かの縁でしょうか。しかもその班には、高校生のときに剣道で徳島代表を務めた社会人の方もいて、徳島県のマスコット「すだちくん」の話題で盛り上がりました。
学部や学年を越えていろいろな人と交流することができるのが、このプログラムの醍醐味です。まずは、行動してみることが大切だと思います。しかも参加費があまりかからないので、学生のお財布にもやさしいです。
◆M−Naviプログラム◆
多様な課外活動を通じて、正課授業とは違った知識、教養を習得し、学部・学年の枠を越えた交流をはかる学生部主催のプログラム。東京六大学野球応援、劇団四季の舞台観劇など、さまざまなプログラムを実施している。
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