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明治大学広報
第589号(2007年11月1日発行)
《2007夏の成果報告:インターンシップ》
出会いで感じた「なりたい自分」
経営学部3年 吉澤 麻貴
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 今回のインターンシップは、私に「なりたい自分像」を気づかせてくれる貴重な体験となりました。

 私はこの夏休み、人材派遣業界国内大手の株式会社スタッフサービス・ホールディングスに3日間、従業員10名の小規模ながら積極的かつユニークな投資・運営事業を行っている株式会社エクセに5日間、インターンシップでお世話になりました。

 スタッフサービスでの初め2日間は講義や職場見学、最終日は営業に同行させていただき、最後に社員の方々の前でまとめのプレゼンテーションを行いました。

 エクセでの実習は、金融・不動産の2部門を経験し、株・投資について与えられた課題をこなし、四谷にある物件にも実際に訪問させていただきました。並行して、日々の来客応対や電話応対などの一般業務も行いました。

 スタッフサービスの実習では、たくさんの社員の方々と接しました。「人」と「人」の間に立つビジネスだけあり、社員の方の立ち振る舞いや仕草、スーツの着こなしまで全てがスマートでした。大きな企業でも、組織全体の中の一社員として、個々に任務を持って働いている姿はとても『かっこいい』と感じました。

 エクセでは毎朝、社員の方と日経新聞の読み合わせを行いましたが、経済面の記事を熱く説明する社員の方の姿を見ることで、今まで疎かった投資や資産運用に対して新たな興味を見出すことができました。小さい企業だからこそ、社員の方一人一人が主体的に責任を持って仕事をこなしていて、その姿が非常に印象深かったです。

 このように短期間ではありますが、規模・業種が全く異なる2つの企業のインターンシップを体験し、比較できたことは自分にとって大きな学びとなりました。

 また、二つの実習先では、毎日、昼食を社員の方とご一緒させていただき、多くの興味深いお話を伺いました。スタッフサービス取締役の方の企業の戦略に結びつく「スピード力・俯瞰力」のお話、エクセ社長の「女性としての働き方」のお話。これらは私の「なりたい自分」のキーワードとも言える言葉となりました。

 たくさんの社員の方々に出会い、感じた「なりたい自分」に少しでも近づけるように常に意識しながら、将来私も『かっこいいデキる社会人』になりたいと強く思いました。

◆インターンシップ◆ 
 在学中に企業や団体などの実際の職業現場において就業体験を行う制度。高い就業意識を身に付けることができるだけでなく、大学での学習意欲の向上につながり、さらには将来の進路選択において、自らの適性や能力について実践的に考える機会となる。


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