法務省は１１月８日、２００７年度旧司法試験の最終合格者２４８人（うち女性５７人）を発表した。明大関係の合格者は８人で、９月に発表された新司法試験合格者（本紙第５８８号既報）との合計は８８人で全国６位。

　昨年度から新司法試験を平行して実施しているため、合格者数は今年度も減少（一昨年度１４６４人、昨年度５４９人）。合格率は１．０６％だった（昨年度１．８１％）。旧試験は今後合格者を段階的に減らしながら、２０１０年度まで新司法試験と平行して実施される。

　また、新司法試験合格者の祝賀会が９月２７日、リバティタワー２３階「サロン紫紺」で行われ、８０人の合格者を祝った。

　自身も法曹である納谷廣美学長は祝辞で、「明大の出身であることを忘れず、それぞれの道でベストを尽くして」と激励。法科大学院長の青山善充教授は「合格率の上昇を目指しながら法科大学院創設の理念を堅持し邁進したい」とさらなる飛躍を誓い、合格者へ「法曹になった理由を改めて自問し、自己の利益にまどわされず、努力してほしい」とはなむけの言葉を贈った。

２００７年度旧司法試験　大学別合格者数上位１０校

順位	大学名	合格者数	新･旧合計
１	東京大	４５	２２３（１）
２	早稲田大	３５	１５０（５）
３	京都大	２５	１６０（４）
４	中央大	２０	１７３（３）
５	慶應義塾大	１６	１８９（２）
６	一橋大	１４	７５（７）
７	北海道大	９	５７（１０）
７	大阪大	９	４１（１６）
９	明治大	８	８８（６）
９	同志社大	８	６５（８）
９	名古屋大	８	４９（１１）

※カッコ内は新・旧合計の順位


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