商学部水野勝之ゼミによる小学生の金銭教育の一環として、千代田区立昌平小学校5年生43人による野菜販売が10月9日、千代田区内の4箇所で行われた。 これは商学部の文部科学省現代的教育ニーズ取組支援プログラム(現代GP)採択取組「広域連携支援プログラム─千代田区=首都圏ECM─」で進められているプロジェクトの一つとして始まったもので、他には浦安市立浦安小学校(富野ゼミ)での金銭教育、同明海南小学校での環境経済教育(水野ゼミ)とともに、小学校の総合教育の時間として行われている。 昌平小学校での金銭教育は全3回の日程で行われ、1回目は販売する野菜の産地・嬬恋村や物流のしくみについて、2回目はマーケティングの勉強や野菜販売の戦略構想をそれぞれ昌平小学校の教室で学び、最終の3回目として野菜販売を実施した。販売会場の一つとなった駿河台校舎アカデミーコモン前では、児童たちが自ら描きあげたPOPで飾られた販売所を前に、「美味しい嬬恋村の野菜はいかがですかー!」と道行く人に元気な声で呼びかけていた。 野菜販売を体験した児童らは「お金の計算は絶対に間違ってはいけないので大変」「お店屋さんの気持ちが分かった」と感想を話していた。 リンク先:平成17年度現代GP採択 「広域連携支援プログラム−千代田区=首都圏ECM(Education Chain Management)−」のページ 前のページに戻る