役員会には西井会長をはじめ、副会長・会計監査・顧問の２４名が出席。大学からは納谷廣美学長、根田哲雄財務担当理事（父母会担当）、森宮康教務担当理事（前父母会担当）が出席し、日ごろの父母会活動ならびに大学への協力・支援に対する感謝の意を表すとともに、大学の将来構想、新しい大学づくりへの決意が示された。

　事業報告では、7月２１日の会長会議以後の事業について、各地区父母会総会・懇談会の終了報告を全会員に送付したことおよび連合父母会・各地区父母会関係活動状況について報告した。

　引き続いて議事に入り、会則に従って西井連合父母会長が議長となり、２００８年度連合父母会事業計画案および骨格予算案が提案され、質疑応答を経て、承認された。

　父母相互の交流およびキャンパス見学を通して、より一層大学を身近に感じてもらうことを目的に「父母交流会」を２００８年度も開催する。２００８年度の対象地区（全国５７地区父母会を２分し、交互に開催）は、北海道（函館、札幌、道北、道東）、東北（青森、岩手、宮城、秋田、山形、福島）、北関東（茨城、栃木、群馬）、北陸・信越（新潟、富山、石川、福井）、首都圏（埼玉東部、同西部、千葉東部、同西部、東京東部、同西部）の２３地区。父母同士がコミュニケーションを深め、父母会活動のより一層の活性化を図るとともに大学活性化の一助とする。

　継続する主な事業は、(1)全国57地区で父母会総会・父母懇談会(2)「明治大学広報」の全号を会員に送付(3)卒業生に卒業記念品の贈呈(4)学生の課外活動および各学部ゼミナール協議会等への助成(5)留学生活動に対する助成および奨学金の給付(6)海外留学（協定校・認定校）のための助成(7)教育振興賞および学部長奨励賞の授与等である。

　連合父母会奨学基金については５億円の果実をもって、明治大学連合父母会奨学金として給付するとともに、併せて前年同様、連合父母会特別給付奨学金として会員の家計急変者に給付する。また、会員子女のために新たな奨学金制度を確立し、より一層充実した奨学金事業（連合父母会設立30周年記念奨学金）を展開するための資金の一部として前年同様、準備引当金を積立てる。

　なお、２００８年度事業計画案および予算案は来年５月開催の連合父母会役員会、全国父母会長会議に改めて諮られ、決定することになる。

　役員会終了後、場所を４階に移し、連合父母会役員と大学役員・役職者との懇談会が開催され、和やかに懇談した。



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