明治大学と東京都府中市は１２月７日、相互に人材の育成と施策の充実を図り、学術研究の向上と地域社会の発展に寄与することを目的に、「明治大学と府中市との協働・連携に関する相互友好協定」を締結した。府中市役所で行われた締結式には、納谷廣美学長と野口忠直府中市長が出席し、協定書に署名した。

　同協定は、一昨年１０月に明大体育会硬式野球部の合宿所とグラウンドが同市に移転したことを契機に、協議が進められてきた。今回の協定締結により、今後は、文化・教育・学術およびスポーツの振興・発展、人材育成および地域活性化についての具体的な連携について検討していくことになる。

　納谷学長は「社会連携は教育、研究とともに明大の第三の柱。府中の活性化に貢献できれば」と話し、野口市長は「この協定が学術研究と地域交流の発展につながることを祈っている」と今回の協定に期待を寄せた。


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