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明治大学広報
第592号(2008年2月1日発行)
マレーシアにサテライト・オフィス
明大初の海外拠点が誕生
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マレーシア工科大内に設置

 明治大学は12月26日、マレーシア工科大学内に「明治大学マレーシア・サテライト・オフィス」(MMSO)を設置する協定を同大と締結した。MMSOは明大が初めて設置した海外拠点で、アジアにおける国際的な学術研究のハブ拠点として活用していく。

 同日、クアラルンプール市内にあるマレーシア工科大で行われたMMSOの開所式には、明大から納谷 美学長、中邨章副学長(研究担当、政治経済学部教授)、山元洋社会連携促進知財本部長(理工学部教授)、小野治理工学部教授、マレーシア工科大からズルキフリ学長をはじめ、堀江正彦駐マレーシア特命全権大使、現地の日系企業役員ら約60名が出席した。

 MMSOは、明大が初めて設置した海外拠点で、明大が国際化を推進するアジア・太平洋地域での基軸機関として位置付けられるオフィス。日本の大学がマレーシアに教育・研究の拠点を設けた初めてのケースでもあり、同国の大学をはじめ、政府・産業界などから大きな期待が寄せられている。

 今後、MMSOではマレーシアを中心とした東南アジア・中東地域との国際的な学術研究交流、同地域の現地企業との産学連携活動、留学生の相互交流などを進め、アジア全体における国際的な学術研究のハブ拠点となることを目的とした事業展開を図る。

 MMSOの稼動は2007年度中を予定しているが、本格化するのは2008年度から。当面は専任教員数名を短期間派遣し、早期に産学連携に関わる事業を進める予定。専任職員は常駐しないが、明大から必要に応じてスタッフを派遣し、業務に対応する体制を整える。日本語が理解できる現地スタッフを採用し、日常業務や明大からの依頼事項などについて対応することも計画されている。

 明大はこれまで、マレーシアの政府派遣留学生の受け入れや、2001年にマハティール・モハマド首相(当時)、昨年にはアブドゥラ・アフマッド・バダウィ首相に明大名誉博士の学位を贈呈するなど、同国と友好的な関係を築いてきた。同国の協定校はマレーシア工科大をはじめ、マレーシア科学大、マラヤ大、マレーシア・サラワク大の4校がある。



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協定を締結し、握手を交わす両学長
(マレーシア工科大)
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