第593号(2008年3月1日発行)
新専攻の教育環境を強化
デジタルハリウッド大大学院と協定 |
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明治大学は今年4月の大学院理工学研究科新領域創造専攻の開設に伴い、デジタルハリウッド大学大学院(千代田区)との間に交流連携事業に関する基本協定を締結した。学校法人と株式会社を母体とする大学の提携は初の試みとなる。
新領域創造専攻が設置する「ディジタルコンテンツ系」で展開される3次元CGやウェブサイト構築などの演習科目は、最新鋭のソフト・ハードウェア、担当教員が必要となる。このため設備と人材の両面において充実しているデジタルハリウッド大大学院と提携することで、教育環境の強化を図ることになった。
具体的には、カリキュラムを共同で開発し、明大の大学院生は一部の講義をデジタルハリウッド大大学院の最新設備を利用して受講する。
12月17日に明大駿河台校舎で行われた調印式で納谷廣美学長は「この協定をきっかけに、真の意味での文理融合が実現できるのでは」と述べると、杉山知之デジタルハリウッド大大学院学長は「確かな成果を上げ、先進事例としたい」と期待を寄せた。
今後は、そのほかの学部・専攻まで協力の幅を広げ、単位互換、共同研究などを行い、明大図書館をはじめとする施設の共用も予定している
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