神奈川県川崎市が主催する「かわさき農業フォーラム」が1月30日、川崎市多摩区の多摩市民館大会議室で行われ、農学部農業経済学科4年生の上野玲さんと1年生の川村悠樹さんがパネラーとして参加した。 同フォーラムは川崎市の農業の将来について市民とともに考えることを目的とするもの。今回は明大農学部の竹本田持教授がコーディネーターを務め、市内の花卉農家、梨農家、消費者代表、阿部孝夫市長、そして上野さんと川村さんの6人が「知ってる? 見よう! 食べよう! かわさきそだち─がんばってます…かわさきの農業─」をテーマにパネルディスカッションを行った。 北海道出身の上野さん、川崎市で育った川村さんは、ともに農学部の地域農業振興特別入試(AO方式)による入学者で、将来の地域農業振興への貢献を目指して学ぶとともに、学生サークル「楽農4Hクラブ」のメンバーとして農家との交流や農作業体験、さらにホームカミングデーや生明祭での農産物販売などを行っている。 こうしたフォーラムに学生が参加することは初めてのことで、会場に集まった市民を前に自分たちの考えを堂々と述べた二人は、市長をはじめ関係者、参加者から高く評価された。 農学部産業経済学科のページ 前のページに戻る