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明治大学広報
第594号(2008年4月1日発行)
独・ジーゲン大と大学間協力協定締結
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 昨年11月以来、明治大学とジーゲン大学(ドイツ)との間で協議を続けてきた大学間協力協定がまとまり、2月28日、ジーゲン大学ラルフ・シュネル学長を招き、納谷廣美学長とともに署名、同協定が発効した(写真)。  

 協定期間は、5カ年を一期間とするもので、同協定書には、双方の教員・研究者の受入れ、共同研究・共同発表の促進、学生交流の実施などを積極的に行っていくことが明記されている。  

 このたびの協定締結は、ドイツ学術交流会、韓国学術振興会、日本学術振興会の共同プログラムとして導入された「独日韓大学間提携事業助成金」制度に、明大がジーゲン大、同徳女子大(韓国、明大協定校)とともに参加する共同プログラムが採択されたことによるもの。こうした複数の協定校とともに共同プロジェクトを実施するのは、明大にとって初めての試みであり、今後の活動が大いに注目される。  

 ジーゲン大学は、ドイツ・ノルトライン=ヴェストファーレン州に所在し、1972年に複数の大学が統合し、設立された総合大学。同大学は、国際交流を積極的に推進しており、欧州を中心に約130大学と交流協定を締結し、約1700人の留学生が在籍している。人文・社会系の研究型大学として、多くのドイツ政府の研究補助金を獲得している有名大学でもある。また、ジーゲン大学シュネル学長は、明大大学院文学研究科の非常勤講師を6年間務めたことがあるなど、明大の事情にも詳しい。  

 今後は、3大学による共同プログラムを通じて、教員ばかりでなく、文学研究科独文専攻の大学院生やポスドクに、ドイツおよび韓国での研究発表等の機会を多く与えることができるようになり、若手研究者育成に大きく寄与するものと期待される。


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