明治大学大学院は３月２７日、独立行政法人中小企業基盤整備機構中小企業大学校東京校との間で、「独立行政法人中小企業基盤整備機構連携講座」の実施に関する基本合意書を締結した。

　調印式には、中小企業大学校東京校から海堀昇平校長ら関係者、明大大学院からは中邨章副学長（大学院長）をはじめ役職者が出席。あいさつに立った海堀校長は、中小企業大学校の事業を踏まえた連携の重要性について述べ、中邨副学長より連携に対する謝意が表された。

　本講座は、日本における中小企業の学際的研究の発展と関連分野における若手研究者の人材育成および中小企業者に対する人材育成支援の充実を目的として、大学院研究科間共通科目学際系に設置され、全ての大学院生が履修できる。

　２００８年度後期に開講される当講義のテーマは「中小企業の未来を探る〜時代の変化と新たな取り組み〜」。明大と中小企業大学校東京校との連携のもと、産学連携、異業種交流、海外ブランドとのコラボレーション、企業間あるいは行政・商工団体との連携による新しい街づくりなどについて、企業経営者、商店街役員、中小機構職員、明大教員がオムニバス形式で講義を行う。これらの講義を通じ、新展開を図る企業や地域に着目し、活力ある中小企業の魅力と飛躍の道を探る。


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