第595号(2008年5月1日発行)
納谷学長に名誉博士号 −マレーシア工科大から−
学術・文化交流促進への貢献を顕彰 |
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納谷廣美学長は3月22日、マレーシア工科大学から名誉博士の学位を授与された。
今回の学位授与は、納谷学長の両大学間の学術交流を通じた日本・マレーシア両国の学術・文化交流促進への多大な貢献が称えられたもの。特に昨年5月には、明大からアブドゥラ・アフマッド・バダウィ・マレーシア首相への名誉博士学位贈呈、12月にはマレーシア工科大シティキャンパス内に明大初の海外サテライト・オフィスを開設するなど、明大とマレーシアとの緊密な関係が大いに評価されたものといえる。
名誉博士学位贈呈式典は、ジョホールバル市内にあるマレーシア工科大で同大の卒業式に先立ち執り行われ、同大学総長でジョホール州のスルタン(君主)であるザナリア陛下から納谷学長に名誉博士学位が授与された。引き続き、同大大学院生一人ひとりへ博士学位、修士学位が授与され盛大な式典となった。
マレーシア工科大はマレーシアにある18校の国立大学のうちのひとつで、創立は1900年代初頭にまで遡る。自然科学系を中心とした総合大学で、72年に現在の体制で開学、のちに本拠地をクアラルンプールからジョホールバルに移転・拡張して現在に至る。学生数は約3万。明大とは昨年5月に大学間協力協定を締結している。
今回の受賞が、明大とマレーシアならびにマレーシア工科大とのより一層の関係強化につながる絶好の機会であることは間違いなく、今後の発展が大いに期待される。
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式典であいさつする納谷学長 |