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明治大学広報
第595号(2008年5月1日発行)
遠山教授(理工)が 消防署員に講演
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 理工学部の遠山義孝教授が3月12日、13日に神奈川県川崎市の多摩消防署で行われた川崎市消防局職員向け教養講座「職業意識と倫理規範〜考えて生きる〜」の講師として熱弁を振るった(写真)。

 今回の講演は、近年の公務員不祥事に、多摩消防署が「あらためて警鐘を鳴らすとともに、職員の意識向上をはかりたい」と明大生田キャンパス課に講師の推薦を依頼したことがきっかけ。

 「団塊の世代の退職にあたり、消防職員としてのさまざまな考え方をどう受け継ぐのか」「時計ひとつとってもアナログ=時間、デジタル=時刻といろいろな見方がある」など、遠山教授は長年の経験の大切さやさまざまな視点を持つことの重要性について力説した。

 また、アリストテレスの「勇気とは無謀さと臆病の中間である」という一言は、まさに消防職員が人命救助に当たる際の基本的な姿勢を表していることに、多くの参加者がうなずいていた。

 宿直明けの参加者が多い中、講演に集中するその姿勢からは常に危険と隣り合わせの現場で働く消防職員としての気概が伝わる2日間だった。


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