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明治大学広報
第602号(2008年12月1日発行)
駿風
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 FD(Faculty Development)とは、授業を改善するための組織的な取り組みのことをいい、本年度から大学で義務化された。明治大学では、学生による「授業改善のためのアンケート」と新任教員研修会、またFD関連のシンポジウム・研修会を実施している。

 しかし、FDの重要性に関する認識は必ずしも高いとはいえない。授業評価アンケートを実施している教員の割合は50%に満たないし、研修会の参加者は30〜50人程度でしかない。

 授業評価アンケートに関しては、さまざまな批判的声がある。「ほとんど授業に出てきもしない学生に、授業を評価する資格があるのか」「授業は、自分で考え、自分のスタイルでやる。学生の評価によって変えることはないので、授業アンケートはやらない」「授業は最終日まで目一杯やる。アンケートをやるとなると、それに時間が取られ、授業の改善どころか改悪になってしまう」。

 受講学生の声に耳を傾け、参考にすることは、授業を改善するための一つの方法であることは間違いないのであろうが、なかなか難しい。



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