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明治大学広報
第603号(2009年1月1日発行)
ズームアップ −meidai sports− <464>
流れを変えられる選手を目指して
競走部 小林 優太
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 「チャンスを一回一回つかんでいきたい」。言葉を選びながら真摯に話す小林優太(理工2)。小林はどちらかと言えば目立たない選手。また、小林の学年は“谷間の世代”と言われ、西弘美駅伝監督から「お前らは全然走れない」と叱責されたこともある。しかし、今シーズンに入ってそんな“谷間の世代”も変わってきつつある。

 小林の転機となったのは春先のケガ。走れない日々が続き、焦燥感が募るばかりだったが、夏合宿2週間前にようやく回復。ポイント練習も行えるようになった。「走れなかった分、走れることがすごく嬉しくて。走れる喜びを知った」。ここから小林の快進撃が始まる。合宿中は人一倍距離を踏んで、徐々に人数を絞り込んでいく緊張感の中でベストを尽くした。そんな努力が功を奏し、箱根駅伝予選会メンバーに選出。予選会では、明治のメンバー12人中5位という力走を見せた。

 それでも小林は満足していない。「本戦メンバーに絶対入って、流れを変えられる選手になりたい」。箱根駅伝メンバー入りへのチャンスをつかみにラストスパートをかける。

 (こばやし・ゆうた 理工2、浜松日体高出、172センチ・58キロ)



明治大学体育会競走部

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