宮城県女川町立第4中学校の3年生の生徒と引率の教員が、総合学習(調べ学習)の一環として、明治大学出身の弁護士・布施辰治について調査するため、7月8日、駿河台校舎を訪れた。 布施は女川町に隣接する石巻市出身。1902年に明大の前身である明治法律学校を卒業し、明治・大正・昭和期にかけ弁護士として活躍した。 村上一博法学部教授、中村正也元職員が布施の業績や足跡について講義、あわせて生徒の発表や質問に応じた。 生徒らによると、今回の総合学習の成果は、10月末に開催の同校文化祭にて、創作劇として発表される予定。 同校生徒が本学を訪れるのは2007年以来2度目。大学史資料センター内の「人権派弁護士研究会」の活動をきっかけに、数年にわたって交流が続いている。 (大学史資料センター) 明治大学史資料センター 前のページに戻る