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明治大学広報
第610号(2009年8月1日発行)
駿風
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 国際化拠点整備事業(グローバル30)採択を心から祝したい。本学は今、学長の下で様々な教育研究改革に取り組んでいる。その成果として、教育では、2003年以降、文部科学省の各種GPに20件もが採択されている。研究でも、08年にグローバルCOEプログラムに輝き、研究の高度化に弾みがついた。国際化の推進は、残された大きな懸案であった。

 本学が最初の留学生を迎えたのは、1896年のことで、韓国からである。1906年には、岸本辰雄を校長として、中国、韓国人留学生教育を目的とする別法人「経緯堂」を設置し、閉鎖までの7年間で3千人近くを受け入れた。その後も、1914年の学籍統計によれば、予科、専門部を併せて全学生の18%、500余名の留学生が在籍している。

 このように、本学の留学生教育の歴史は古く、数多の有為な人材を送り出し、国際貢献を果たしてきた。だが、今日言うところのグローバルの観点からは遅れをとってしまっていた。それだけに、今回の挑戦は、本学の未来を切り拓く極めて重要な布石といえよう。



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