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明治大学広報
第611号(2009年9月1日発行)
ズームアップ −meidai sports− <472>
ボート魂を乗せて伝える合言葉
端艇部 嶋田 友生
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  「1本でより遠くへ」。その実力と人柄で部の中心である嶋田友生(文4)が長年自身の指標にしてきた言葉だ。嶋田がこの言葉に出会ったのは中学生の時。ボートを始めたばかりの嶋田にボートの楽しさを教えてくれた顧問の先生が使いだした言葉だという。「迷った時は常にこの言葉を思い出す」。嶋田のボート人生はこの言葉とともにあったと言っても過言ではない。

 そんな嶋田は4年間の集大成を今夏のインカレにぶつけた。男子を総合優勝に導くべく持てる力を出し切った。結果は準優勝と、惜しくも表彰台の頂点に登ることはできなかったが、「メダルが取れて良かった」と語る表情からは達成感が見て取れた。

 今大会、嶋田は後輩の城篤史(商2)・小西淳介(経営2)とクルーを組んだ。そこで例の「合言葉」を伝えたという。中学時代に教わったこの言葉は、いつしか自分が教える言葉になっていた。卒業後は中学時代の恩師を追い、ボートの指導者を目指すという嶋田。  彼の熱い思いは、彼を支えてきた言葉とともに、後輩そして未来のボートマンたちへ受け継がれていく。

(しまだ・ともお 文4 美方高出身 175センチ)

 文・写真:中宗大地(政経2)



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