|
明治大学TOP > 明治大学広報 > 第614号(2009年12月1日発行) |
![]() |
第614号(2009年12月1日発行)
|
||||
三田啓貴(政経1)は、誰よりもサッカーが好きだ。やんちゃでまっすぐで、けれどもいつも最後までピッチに残って練習する努力家。天皇杯では決勝弾も放ち、今やスタメンに堂々と名を連ねる。そんな華々しい活躍の陰には人知れず苦しんだ経験がある。ユース時代から誇りだった自由なプレーは、明治の仲間を生かすパスサッカーを前に認められなかった。「何度怒られたかわからない」。自分のサッカーを変えることができず、けれどそれでは試合に出られないことも分かっていた。「部を辞めたかった」。漏らした言葉は重く響いた。 |
![]() |
![]() |
|