第616号(2010年2月1日発行)
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民主党鳩山新内閣が発足し、すでに5カ月が過ぎようとしているが、わが国の方向性は、いまだ落ち着かない。また、日本は世界同時不況の影響から抜け出せず、他国に比べて景気回復の足取りは遅く、先行きの不透明感が根強い。現在の経済情勢に大きく影響を受け、今年、来年の就職環境は、まだ改善の兆しが見えてきていない。
先日、久し振りに学生たちと直接接してみたが、今の学生は自分が学生だったころに比べると、真面目で素直な学生が多くなった。入学後は学業や課外活動とともに、早くから就職に関心を持って頑張っている学生も増えてきている。ただ、今の学生は大学での勉学より、就職活動に多くの時間を割かれているように思う。
自分の将来について一生懸命考えている学生を何とかサポートし、活力を与えてあげたいと願っているのは、私だけではないだろう。大学関係者、父母、多くの校友の協力を得ながら、何とか学生たちが希望する進路を選択できるよう、全力を尽くしていきたい。多くの学生の明るい笑顔を見たいと願っている。
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