明大バレー部が40年ぶりの関東男子1部リーグ戦準優勝を果たした。その快挙の原動力となった選手が、リベロとして活躍した芳賀広大主将(経営4)だ。安定感のあるレシーブでチームに何度も流れを引き寄せてきた。 そんなプレー面での実力もさることながら、彼の最大の持ち味はそのチームをまとめ上げるキャプテンシーだ。チームがどんな苦境に陥ってもあきらめずにメンバーを鼓舞し続ける姿は、まさしく大黒柱といえる。持ち前の明るさはチーム全体にも浸透し、明大のチームカラーになったといっていい。また、彼の雰囲気作りにより試合に出場する1年生ルーキーも伸び伸びと集中してプレーできている。 そして、「2位も3位も同じだし、あくまで目指すのは大学日本一だけ」(芳賀主将)と彼らの次なる目標は、今リーグ10戦無敗の王者・東海大戦での勝利だ。チーム一丸となりリーグ戦に臨み自信を得た明大は、これから秋季リーグに向けさらなる研さんを積んでいく。日本一の頂を目指す、芳賀主将の挑戦は終わらない。 (はが・こうだい 経営4 岡谷工高卒 168センチ 68キロ) 文・写真:石川雄治(商2) 明大スポーツWEB 前のページに戻る