第623号(2010年9月1日発行)
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第92回全国高校野球選手権大会が、興南(沖縄)の春夏連覇で熱戦に幕を閉じた。例年に無い猛暑が続いた今夏、地区予選を通じて後の無いトーナメント方式の数々。冷房の効いた家の中でのテレビ観戦でさえ、手に汗を握らざるを得なかった。
観戦しながら、母校若しくは明治大学の付属校が、甲子園でプレーする姿を夢想した。「後輩の勇姿に万感の思いを抱くだろう」「大学と同じユニホームの躍動と『白雲なびく駿河台…』の校歌に涙を流すだろう」と。
夢の実現は先として、9月からは大学スポーツが本番を迎える。学問探求の場にありながら、鍛え磨き抜いた身体と技は、高校生やプロには無いインテリジェント・スポーツを展開する。我が明治大学の名声を全国に轟かせる季節だ。
明治大学には、近々、スポーツパーク整備の構想がある。さらに、本紙で紹介のスポーツサポート資金を含めた、使途指定型の新しい募金制度『明治大学未来サポーター募金』の募集もいよいよ開始される。恩師や後輩の活躍への期待と母校を持つ喜び。微力だが支えていきたい。
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