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明治大学広報
第624号(2010年10月1日発行)
ズームアップ −meidai sports− <485>
「エースとして、100周年を最高の形に」
硬式野球部 野村祐輔
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  誰もが認める、明治大学硬式野球部のエース。野村祐輔(商3)。抜群の制球力と多彩な変化球でテンポ良く相手打者を打ち取り、三振を奪う。ストレートの球速は150キロに迫り、そのピッチングには力強さもプラスされてきた。

 7月30日〜8月7日にかけて日本で開催された世界大学野球選手権大会では日本代表に選出され、対中国戦では先発マウンドを任され3回6奪三振のパーフェクトピッチングを披露。世界を相手に戦い、その実力をいかんなく発揮した野村だが「世界と戦って、もっと体力とパワーが必要だと感じたので、その後の練習では体力強化に重点を置いた」と野球に対するその姿勢はどこまでも貪欲だ。

 また、夏場は「リーグ戦の開幕日程から逆算して、肩の調整を心がけている」とリーグ戦に向けても抜かりはない。「この秋は大切なリーグ戦になる。自分がチームを引っ張っていく気持ちで戦っていきたい」と力強く語った野村。エースとしての自覚と自信が満ち溢れていた。硬式野球部創部100周年の今年、最高の形で飾れるか。野村の右腕が明治の優勝を引き寄せる。

(のむら・ゆうすけ 商3 広陵高出 177cm・73kg)

文・写真:中原靖子(文3) 



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