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明治大学広報
第626号(2010年12月1日発行)
大学院
国際学術研究会 「交響する古代」を開催
学際的かつ国際的な研究者養成
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 明治大学大学院文学研究科は11月4日から6日にかけて、国際学術研究会「交響する古代」を駿河台キャンパスリバティタワーで開催した。

 これは2008年に大学院の優れた教育取組を支援する文部科学省の「組織的な大学院教育改革推進プログラム」に採択された「複眼的日本古代学研究の人材育成プログラム」の一環で、(1)2年間の実践を総括すること、(2)大学院での学位取得を促進し学際性と国際性を身につけること、(3)海外の研究者を招聘して日本古代学研究の国際的拠点づくりを目指すこと、(4)研究・教育意欲を高め本プログラムの社会的責務を果たし、大学院教育の実質化を公開の場から発信することを目的に行ったもの。

 海外から招聘した研究者は、北京大、中国社会科学院、高麗大、慶北大、カルフォルニア大サンタバーバラ校、南カルフォルニア大、シドニー大で、海外での日本古代学関係の研究水準を知り、大学院生の国際性認識を強める意義深い学術研究会となった。

 リバティホールで実施した研究発表には、初日308人、2日目358人、3日目151人の参加があり社会的賛同を得るものとなった。また、大学院生による研究報告では、当初設定した教室が聴講者であふれるほどの盛況であった。

 今後は、開会式で納谷廣美学長の期待を込めたあいさつにもあったとおり、充実がはかられる教育・研究環境を生かしてさらなる大学院教育の組織的展開を行う。

(吉村武彦大学院長・文学部教授)

複眼的日本古代学研究の人材育成プログラム

古代日本列島の社会、思想・文化の諸段階を、グローバルな視座から把握し、学問領域や国家の枠組みにとらわれない、多様な能力と柔軟な視座を合わせ持つ人材を育成するプログラム。



大学院教育改革支援プログラム「複眼的日本古代学研究の人材育成プログラム」

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開会式で期待を語る納谷学長


大塚初重名誉教授の発表


あいさつする吉村大学院長
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