学部がわかる9つのポイント

Step into文学部

文学部の伝統は古く、明治時代の名だたる文豪が設立から再建に深く関わっています。人間のあらゆる営みに対して、さまざまな角度から考察を試み続け、現在は3学科14専攻を設置。1年生から自分が選んだ専攻分野を深く学びながら、他学科・専攻の幅広い授業も受けられるのが大きな特徴。「人間とは何か」を理解する力を磨きましょう。

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伝統

誕生~閉鎖~復活の歴史 / 名だたる文豪が教壇に

文学部が誕生したのは1904年(明治37年)4月。当時は、夏目漱石や上田敏などが教鞭を執っていました。しかし、1909年(明治42年)に閉鎖。これを受けて、時代を代表する文豪が立ち上がり、「明治大学文科復活の運動」が起こります。与謝野晶子や北原白秋らもこれに参加。「社会の基礎的学科として文科は必要」といった要請を経て、専門部文科が再スタートします。教壇には、山本有三・菊池寛・小林秀雄らが立ちました。その後、文学部と現在の名称に改め、「充分な専門知識を身に付けた幅広い教養人の育成」という理念を掲げ、3学科14専攻のあらゆる方面から「人間学」を究めます。

  • Photo 1964年の唐木順三ゼミナール
  • Photo フィールドワークに励む大塚初重ゼミナール
  • Photo 新制発足時の旧文学部校舎
  • Photo 1960年代の授業風景
  • Photo 1960年代の論文指導のようす

授業の特徴

他学科・専攻科目も柔軟に / 3学科14専攻

明治大学文学部は入学直後から、少人数で専攻分野をとことん深く学べることが大きな特徴です。さらに、3学科14専攻ある中で、他の学科・専攻の科目も柔軟に受講することができます。例えば、ドイツ文学専攻でドイツ文学史を学びながら、臨床心理学専攻の感情・人格心理学について学べるということ。自分の興味・関心に応じた時間割をつくることができるのが大きなメリットになります。
また、文学部は全学科・専攻共通で、外国語教育に力を入れています。英語をはじめ、ドイツ語・フランス語・ロシア語・スペイン語・中国語・朝鮮語と多言語が用意されています。

  • Photo 文学部では学科・専攻を超えて自由に授業選択できる
  • Photo 文学部では学科・専攻を超えて自由に授業選択できる
  • Photo 文学部では学科・専攻を超えて自由に授業選択できる

ゼミナール

1年生からゼミに入室 / 4年間で段階的に深める

文学部のゼミは、4年間を通じて少人数で深く学べることが大きな特徴。1年生は学問の基礎から文献調査方法などのアカデミックスキルを身に付ける基礎演習からスタート。2~3年生の間は、個人の探求心に応じて専門性を深め、4年生では卒業論文を執筆します。

  • Photo 時には教室を飛び出して社会現場を体感する
  • Photo 時には教室を飛び出して社会現場を体感する
  • Photo 4年間を通じて少人数で深く学べることが文学部の大きな特徴
  • Photo 入学時から少人数ゼミ教育が行われる

文学科

「人間の生き方」を探求 / さまざまな文化のあり方を学ぶ

文学科には、日本文学専攻、英米文学専攻、ドイツ文学専攻、フランス文学専攻、演劇学専攻、文芸メディア専攻の6専攻があります。共通するのは、「ことばや作品」を通じて、「人間の生き方」に向き合うこと。文学作品や言語そのものの学習・研究で理解を深め、翻って自らのメッセージを構築・発信するための教育課程を編成しています。

  • Photo 日本文学講義I(萬葉集と文献学)の授業風景
  • Photo 英米文学演習(3年)の授業風景
  • Photo ドイツ文学演習の授業風景
  • Photo パリ第7ディドロ大学春期講習、シャルトル大聖堂前にて
  • Photo 新国立劇場見学(基礎演習)
  • Photo 小説研究の授業風景

史学地理学科

文献+現地調査 / 「人間社会と歴史」に向き合う

史学地理学科には、日本史学専攻、アジア史専攻、西洋史学専攻、考古学専攻、地理学専攻の5専攻があります。共通するのは「人間社会と歴史」に向き合うこと。日本・アジア・ヨーロッパ・アフリカ・南北アメリカなど世界中をフィールドに、歴史的・地理的認識を深めます。学科では、人間社会を多角的に把握する思考力を養うことを目標としています。そのため、文献調査だけではなく、時には学外に飛び出して現地調査します。過去から現在までの、人間と自然のあり方・変遷を学んでいきましょう。

  • Photo 演習I(日本史)の授業風景
  • Photo アジア史の史料である古籍・陶磁器・古銭
  • Photo ゼミ合宿での写真(清里セミナーハウスにて)
  • Photo 考古学実習Ⅱの授業風景(群馬県高崎市における竪穴住居跡の発掘調査)
  • Photo 「歩く・観る・考える」を実践するフィールドワークのようす

心理社会学科

実習・実践的授業が豊富 / 「人間の心の問題」に向き合う

心理社会学科には、臨床心理学専攻、現代社会学専攻、哲学専攻の3専攻があります。共通するのは「人間の心の問題」に向き合うこと。臨床心理学専攻では、人の心のありようを理解し、人が精神的に成長し変容することを援助するための実践的な心理学を学びます。現代社会学専攻では、市民運動や市民活動など、社会の現場に触れながら実践的に社会学を学びます。哲学専攻では、文献学的な研究だけではなく、「対話」を重視した実践的な授業を大切にしています。

  • Photo 「箱庭療法」の制作のようす
  • Photo 岩手県大船渡市の産業まつりにおける実習のようす
  • Photo 哲学専攻の授業風景

卒業論文

徹底した個人指導 / 問題発見・解決能力を養う

文学部では4年生で卒業論文を執筆します。論文を書きあげることは、問題を発見しその解決を探ること。4年生になり、教員の個人指導を受けながら、論文を書き始めます。完成させるための準備として、1年生から準備ができるカリキュラムを組んでいます。ちなみに、文学科の文芸メディア専攻では、卒業論文の代わりに、文学作品(小説・評論・戯曲・ルポルタージュなど)を提出する学生もいます。

  • Photo 卒業論文テーマの一部(文学科)
  • Photo 卒業論文テーマの一部(史学地理学科)
  • Photo 卒業論文テーマの一部(心理社会学科)

国際・留学

充実したプログラム / 専攻問わず幅広く推奨

文学部では、国際的な視点を養う経験を得ることが大切だと考えています。そのため、学科や専攻にかかわらず、留学・国際交流を推進しています。文学部が独自に海外の大学と協定を結び、学部生のための国際交流プログラムを短期~長期で豊富に用意しています。所属の専攻分野にかかわらず、自らテーマを決めて海外に飛び立つ学生が少なくありません。プログラムに応じて学部独自の助成金制度を用意しており、手厚くサポートをしています。

  • Photo 学部独自の制度でドイツのバンベルク大学へ留学した学生のようす
  • Photo 学部独自の留学プログラムには学科・専攻に関わらず参加できる

キャリア・資格取得

独自の支援が充実 / 資格という「強み」

生涯にわたって対面するさまざまな人々や社会と向き合い、学び合う知力を獲得した卒業生は、あらゆるフィールドで活躍しています。教員免許を取得する学生の割合は10学部で最も多く、また公務員の道に進む学生も数多くいます。文学部では、教員や学芸員をはじめとした各種資格を取得することができます。さらに、公認心理師を目指したり、臨床心理士になるため大学院に進学したりする学生もいます。文学部では、教員や各界の第一線で活躍している社会人の先輩が講師を務めるオムニバス形式の授業「キャリア・デザイン」を開講し、自らのキャリアを考える支援も行っています。

  • Photo あらゆるフィールドの第一線で活躍する卒業生
  • Photo 文学部で極める「人間学」はどんなビジネスでも求められる素養の根幹
  • Photo あらゆるフィールドの第一線で活躍する卒業生
  • Photo あらゆるフィールドの第一線で活躍する卒業生
  • Photo あらゆるフィールドの第一線で活躍する卒業生
  • Photo あらゆるフィールドの第一線で活躍する卒業生
  • Photo あらゆるフィールドの第一線で活躍する卒業生
  • Photo あらゆるフィールドの第一線で活躍する卒業生

文学部基本情報

学科
文学科
史学地理学科
心理社会学科
入学定員/専任教員数
910人/131人
キャンパス
[1~2年生]和泉キャンパス
[3~4年生]駿河台キャンパス
大学院
文学研究科(日本文学専攻・英文学専攻・仏文学専攻・独文学専攻・演劇学専攻・文芸メディア専攻・史学専攻・地理学専攻・臨床人間学専攻)

文学部コンセプトムービー