文学研究科

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現役院生から

博士前期課程 日本文学専攻 2年

自分を見つめなおす

 幼いころから怖い話が好きで、小学二年生で「怪人二十面相」の「怪人」の部分に惹かれて江戸川乱歩を読み始めました。当時はまさか乱歩の作品で卒論を書き、大学院でも研究をするようになるとは思いもよりませんでした。

 私は現在「江戸川乱歩における「視線」のモチーフ」について精神分析などの文学理論や作品の時代背景、随筆などに現れる乱歩自身の物の考え方などをもとに研究をしています。鏡、レンズ、覗き、錯覚など、乱歩の作品には「視る」という行為によって紡がれる物語が多くあります。自分が世界をどのように「視る」のか、世界からどのように自分が「視られる」のか、乱歩を読むことはこの問いに正面から立ち向うことだと私は考えています。現在大学院への進学を考えている方は「何のためにそのテーマを研究するのか」を考えてみてください。自分を見つめなおし、なぜその作家が好きなのか、なぜそのテーマに興味を持ったのかを明確にすることは皆さんの研究の出発点になるはずです。皆さんとともに過ごす時を楽しみに、日本文学専攻でお待ちしております。

博士後期課程 英文学専攻 2年

“人生”を考える絶好の機会

 私は、言語のテキストデータ[コーパス]を多種多様な分析手法を用いてその対象の特徴を把握するコーパス言語学を専門に研究しています。特に、大学の学部時代から教職課程を学んでいたので、コーパス言語学を言語教育に活かせる内容を研究しています。例えば、英語教科書や大学入試問題、各種資格試験などを対象に語彙・文法・語法・意味などの多角的な観点から様々な分析を行っています。
 「言語学」と「言語教育」をコラボレーションして研究できるというところに最大のメリット及びやり甲斐があると思います。さらには、言語学の科学的・経験的な視点を利用して、日本の英語教育に貢献できるとも言えます。
 大学院では、院生や先生方と密に議論を重ねることで、研究論集や学会発表に成果を出すなどといったより高度な研究を行うことができます。 

 

 本当に自分が何かに真剣に取り組みたいと考えているなら、各専攻分野に関わらずどの分野においても、これほど自分自身の“人生”を再度見つめ直す最良の場はないと感じています。みなさんの“人生”はまだまだ長い道のりだと思います。ぜひ大学院で“自分”を分析してみてはいかがでしょうか。
博士後期課程 仏文学専攻 2年

フランス語を専門的に学び、自身の学識を深めたい方へ

 

   私は慶應義塾大学に哲学の分野で修士論文を提出したのちに、明治大学の仏文学専攻後期博士課程へと進学しました。研究対象は一貫して、エマニュエル・レヴィナスというフランスの思想家です。仏文学専攻へと進学した動機は二つあります。一つは、現在の指導教員が私の研究対象をとても深く理解されており、この先生に指導を仰ぎたいと思ったからです。もう一つは、フランス思想の研究者として活動してゆくにあたって、専門的にフランス語を学ぶことを避けて通れないと考えたからです。
 実際に仏文学専攻に進学してみて良かったことは、やはりフランス語を専門的に学ぶ機会が増えたことです。フランス語を使って議論すること、フランス語のテクストを毎回10ページ近く読み進めること、16世紀の古典を専用の辞書を使って読解してゆくことは、仏文学専攻だからこその学びを与えてくれます。また、仏文学専攻には文学、語学、思想といった多様な研究に従事する大学院生が集まっている、ということも良い点の一つです。様々なバックグラウンドをもつ院生同士の交流は、私たち各人の研究に刺激と厚みを与えてくれます。

 

博士前期課程 独文学専攻 2年 

人との繋がりを大切に

 

学部生のときに行ったドイツ留学でカスパー・ダーヴィット・フリードリヒという画家を知り、その魅力に強く惹かれるようになったのがきっかけで私は今、大学院でカスパー・ダーヴィット・フリードリヒの研究をしています。画家なのに独文学専攻?と疑問に思われる方もいるかもしれませんが、フリードリヒの活躍したドイツ・ロマン主義時代において芸術と文学は強い結びつきを持っており、私はフリードリヒの作品を文学的側面から読み取れたらと思いながら研究を行っています。

大学院生の生活では、授業で様々なドイツ語の文章を読みながら、自分自身の研究も併せて行います。研究にあたって文献を探し、なおかつそれを正確に読み取るというのは孤独で苦労の伴う作業です。だからこそ、院生同士で意見を交換し、交流することをぜひ大切にしてほしいと思います。この交流が、研究を続けるうえでの大きなモチベーションになっていると私は日々感じています。

独文学専攻は人数こそ少ないですが、その分、先輩方や先生方との強い結びつきを得ることができます。ここが本専攻の魅力なのではないかと思います。

 

博士後期課程 演劇学専攻

演劇を学問する
 

私が大学院への進学を決めたのは、学部4年生の6月頃と少し遅めの時期でした。卒業論文を執筆する過程で、自分の興味関心をさらに突き詰めていきたい、それには学部卒業までの残り数か月という時間では足りないと感じたためでした。

現在私は学部時代に引き続き、泉鏡花の戯曲を中心に、近代日本のいわゆる「大正戯曲時代」に生み出された戯曲について研究をしています。大学院での学びというものが想像つきがたいという方もおられるかもしれませんが、やる事は基本的に学部と同じく、とにかく演劇に触れ、そして戯曲論、演技論、演出論など、様々なアプローチから、それを読み解きます。ただ、古代ギリシア演劇から同時代演劇まで幅広く学ぶ学部の講義とは違い、大学院ではより専門的に、そして積極的に学ぶことが求められます。基本的には少人数での講義やゼミが中心となり、先生方は学生の希望に沿った指導をして下さるので、より贅沢な環境であるともいえるでしょう。発表や議論の機会も多く、それぞれに専門分野を持つ先生や学生の皆さんとの意見交換はとても刺激的です。皆さんと切磋琢磨できる日を楽しみにしています。

修士課程 文芸メディア専攻 2年 

文学とは、そして自分とは何か。

この問いと対峙すべく、私が大学院進学を志したのは学部3年の後期のことでした。学部より深い視点でテクストの可能性を探ってみたくなったのです。
 文芸メディア専攻は「文字(=テクスト)」という「メディア」を中心にして広がる「かつてそこにあった、いたモノ、コト」の「痕跡」を研究していきます。具体的には各時代の文学を中心に芸術学、批評、表現、創作、果てにはメディア論や出版論まで、そこに「文字」がある限り研究の対象としています。
 授業は少人数で展開され発表や討論を中心に行われます。共通のテクストに異なる専門の個人が各々対峙することにより、自分とは異なるテクストの「読み」が常に提示され、広い視野で互いに学び合うことができます。
 文学研究はテクストを通した己との戦いです。荒れ狂う広いテクストの海の中で、いかに自分を見失わずに存在するかもわからない目的地を目指せるかが試されます。そのような中で先生や朋友の存在は時として灯台となります。共に迷い、溺れ、時に救われ、大学院とはそのような場所です。
 テクストを通し、その背後にある「文学」ひいては「自分」という存在に立ち向かいませんか。

博士後期課程 史学専攻 日本史学専修 2年

「学生」から「研究者」へ

 大学院生は研究者の一員である、と言われます。学部生の頃とは異なりただ教わるだけでなく、史料を博捜する中で自身の考えを持ち、周囲と意見を交わすことで理解を深めてゆく日々は、まさにその通りであり、それを可能にする環境が整っています。あなたも自分の研究を突き詰めてみませんか。
 

博士前期課程 史学専攻 アジア史専修 2年

「知」のために何が出来るか

 大学院での研究では、知識や語学力だけでなく、独自性が求められます。これまで議論が不十分だった点を見出し、史料や事例から独自の主張を行うということは、論理的かつ創造的な取り組みです。そんな独創性あふれる研究がしたい方、ぜひ大学院で、未知の領域を開拓し、それを探求してください。

博士前期課程 史学専攻 西洋史学専修 2年

未知の領域を開拓していきましょう

大学院での研究では、知識や語学力だけでなく、独自性が求められます。これまで議論が不十分だった点を見出し、史料や事例から独自の主張を行うということは、論理的かつ創造的な取り組みです。そんな独創性あふれる研究がしたい方、ぜひ大学院で、未知の領域を開拓し、それを探求してください。

博士前期課程 史学専攻 考古学専修 2年

明大考古学68年の伝統

 一度は就職も考えましたが、高いレベルで考古学を学びたいと考え、大学院への進学を決めました。進学後は先生方の厳しくもあたたかいご指導の下、関東における埴輪の生産・流通研究を続けています。
 求められるレベルは高く大変なこともありますが、非常に充実した研究生活を送っています。

博士前期課程 地理学専攻 2年

研究を日々の刺激の中で深める。

 学部生時代に経験したフィールドワークを通して地理学の面白さに触れ、「より深く地理学を学びたい」という思いから、大学院進学を卒業後の進路として選択しました。
 私の大学院での研究テーマは都市のジェントリフィケーションです。旧来倉庫や工場等だった地域に新規参入した人々や資本により再生がなされる現象を指す用語で、特に私は参入してくる人々のバックグラウンドに着目し、どのように都市の文化が作られていくのかを追うことが最大の関心として研究しています。
 しかし、まだまだ研鑽が足りず、研究の進捗も不十分です。そんな時に、日々研究室で顔を合わせる院生との会話や、先生方と演習で意見を交わすことでいただけるアドバイスが、研究を進める刺激となり、また、糧となっています。地理学教室も院生が徐々に増え、個性的な学生もたくさんいて、賑やかになってきました。あなたも是非、地理学教室で研究してみませんか。 

 

博士前期課程 臨床人間学専攻 臨床心理学専修 2年 

「心」の専門家を目指して

 

 生きづらさを抱えている人の苦しみに寄り添っていきたい。これが、臨床心理士として働きたいと思い、大学院への進学を決めた理由です。大学院では、学部時代よりもさらに専門的な知識を学ぶことができ、少しずつではありますが将来の夢の実現に一歩ずつ近づけているような気がします。

 大学の心理センターでの内部実習や、病院や教育機関における外部実習など、とても充実した実習活動を行うことができるのが、ここの一番の魅力だと感じています。ただ教科書を読んでいるだけでは分からない、実際の臨床現場に触れて初めて分かることがたくさんあります。さらにそれだけでなく、先生方の手厚いご指導のもと修士論文に取り組んでおり、臨床と研究を両立することのできる場所だと思います。

 素晴らしい先生方、先輩方、同期に恵まれ、日々たくさんの刺激を受けるとともに、このような環境で充実した生活を送れていることをとても幸せに思っています。皆さんも是非、私たちと一緒に臨床心理学を学んでいきましょう。 

博士後期課程 臨床人間学専攻 臨床社会学専修 3年

研究生から博士課程へ—一歩ずつ研究を深めています
 

 私は、環境問題について社会運動と環境意識の変化のトピックに関心を持っています。明治大学大学院博士後期課程に入学してからは、特に反原発運動を注目して研究しています。私は明治大学で研究生として一年半勉強していましたが、大学院に入学し、元々関心をもっていた研究興味から、一歩ずつ具体的な研究テーマを深めていく間、研究の苦しさも楽しさも体験できて、とても嬉しかったです。社会学は特に日常生活と近い学問です。私たちは、変容し続ける社会に生きながら、なぜこうなるのか、周りのストーリーを超えて、社会全体を分析して理解できるのは社会学研究の魅力の一つと思います。
大学院の授業とゼミはとても充実していて、見学や国内外の学会や研究会にでるチャンスもたくさんあります。大学祭や学内のイベントでほかの留学生との交流もあり、最高に充実した生活を送っています。外国での研究生活は不安な時もありますが、先生からの指導と友達の応援はいつも私を励ましてくれます。今後も研究も引き続き頑張っていきたいと思います。

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