文学研究科

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現役院生から

博士前期課程 日本文学専攻 2年

朱に交わる

 

 私が進学を決めたのは、学部4年の6月頃でした。直前まで進路に悩んでいましたが、その中で「もっと学びたい」という思いに気がつきました。

 最初は漠然としたイメージしか持てず、正直なところ不安もありました。しかしいざ飛び込んでみると、手厚くサポートされた、学びやすい環境が広がっていました。特に、学生同士の勉強会は活発で、そこでは専攻の垣根を越えて、意見交換ができます。私は中世の宮廷女性の文化圏をテーマとしているので、日本文学以外の観点からも助言がいただけるのはありがたいです。毎回新たな発見があり、自分を研鑽しなければと思う日々です。他にも、図書館やメディアラウンジをはじめとした施設も非常に利用しやすいですし、経済的な面でも、奨学金制度やTA・RA制度などが整っており、恵まれた環境であると思います。

 大学院で過ごす時間は、長いようで振り返ればあっという間だと思います。本大学院なら、研究しやすい環境の中、尊敬できる先生方・先輩方の下で、互いに支え合い切磋琢磨しあえる同期の学生たちと、学んでいけるはずです。みなさんとともに過ごす時を、楽しみにしています。

 

博士後期課程 英文学専攻 1年

知の追究、学部の先へ

  

私は、言語のデータベースを様々な統計手法を用いて分析するコーパス言語学という分野で研究を行っていました。特に、「多義語の多義性の解消」というテーマで研究を進めていました。多義語の多義性解消の他に、「著者推定」という観点から英米文学作品や日本文学作品を計量的に分析していました。

学部生の頃からコーパス言語学の勉強を始めましたが、より専門性の高い分析を行いたいと感じ進学を決めました。さらに、統語論や音声学といった他分野の知識をより包括的に学ぶことによって自分の研究に還元できると考えたため進学しました。

英文学専攻は人数が少なく、院生同士の交流が多いです。文学を専攻する院生とディスカッションを行うことで、多角的な視点から自分の研究を見つめなおすことができます。このような環境で研究を進められるのは恵まれていると感じます。

大学院での生活は短く、どのように過ごすかによって得られるものが大きく変わってくると思います。英文学専攻では研究に集中できる環境が整っています。ぜひ、このような場で皆さんの研究が発展することを願っています。

 

 

 

 

 

博士後期課程 仏文学専攻 2年

問いを深めること

 

私は、フランスの哲学者エマニュエル・レヴィナスの言語論を中心に研究を進めています。本大学院他研究科の修士課程を修了したあと、より専門的に研究するために研究環境としてふさわしい本研究科仏文学専攻に進学しました。

 

たちが真実を語ろうとするとき、心のなかに一抹の不安がよぎることがあります。問題について十分に思考し、検討できているだろうか、聴衆にとって批判に値するほどの問いを提出することができているだろうか、という不安です。とはいえ、それと同時に、なにかを発見したときや、思考を十分に表現し、他人に理解されたときには、得も言われぬ知的興奮があります。大学院で研究するということは、この興奮と不安のあいだをたえず往復しつつ、問いを深めることだと思います。

幸いにも、仏文学専攻には、学生に真摯に向き合ってくださる先生方がいます。また、研究に必要な諸々の環境・制度が整っています。大学院生活は、厳しく、あっという間に過ぎてしまいますが、仏文学専攻はあなたの研究を後押ししてくれることでしょう。

 

 

博士前期課程 独文学専攻 2年 

ドイツ人がこよなく愛する森を,一緒に散策しましょう

 

文学離れと言われる現在、大学で文学研究が主流だった時代は終わったように見えます。しかし、政治、経済、宗教、哲学、歴史、音楽、文化などあらゆる領域を創造力と想像力でくくりながら探究できることが文学研究の学問的意義と言えるのではないでしょうか。

第二次世界大戦時、反ナチス的言動や母方のユダヤ人の血統のためにドイツ国内で活動できなくなり、アメリカに亡命した戯曲作家のカール・ツックマイヤーが私の研究対象です。異国で苦境に耐えながらもドイツに戻る望みを捨てなかった彼の作品を通じて、「家族とは、民族とは、そして、祖国とは何か」ということを研究課題としています。

文学研究には正解がありません。自分の考えた「結論」に辿り着くまでのプロセスが肝心であると思うのです。奥深い森を彷徨いながら歩く様なものかもしれません。しかし迷ったとしても、教授や先人の研究から指南を得て、さらに進むことができます。

ドイツ文学の根底には“真の人間性”があると私は思います。大学院では、様々な作品に触れ探究することで、多くのことを考える素晴らしい時間を得ていると感じています。

博士後期課程 演劇学専攻 3年

夢を実現させていく場所

 

わたしは日本のシェイクスピア受容、特に翻訳・翻案の分野に関心を持ち、研究を進めています。一昨年は、批評家であり脚本家であり演出家であり翻訳家でもあった福田恆存について修士論文を書き、去年は、静岡県舞台芸術センターで上演された『真夏の夜の夢』について海外の学会で発表をする機会、また、学内での英語シンポジウムで発表の機会にも恵まれました。

論文や発表に際して、演劇学専攻の先生方は勿論、学部の先生方や他専攻の先生方にも親身にご指導いただき、感謝してもしきれません。互いに切磋琢磨し合える学友たち、親切な職員の方々もついてくれています。やる気があればどんどん自分の可能性を広げていける、それをサポートしてくれる環境が、ここ、明治大学にはあります。

きっかけは人それぞれだと思います。やりたいことがある方、やりたいことを見付けたい方、どちらの方にも自信を持って本学大学院をお薦めいたします。専攻内、他専攻、学部、他大学、海外とたくさんの繋がりを持ち、動のエネルギーに満ち溢れる都心のキャンパスで、一緒に勉強してみませんか。

 

修士課程 文芸メディア専攻 2年 

文芸メディア専攻での研究

 

 

私が大学院を志したのは大学3年生の時です。進学を考えた理由はもっと勉強したいという気持ちからでした。大学院では、少人数授業で行われることが多く研究についての相談が気軽にできたり、個人の研究テーマや関心に沿って授業を進めて頂けたりと恵まれた環境で研究をすることが出来ます。

この専攻は自分の専門領域はもちろん、それに隣接する領域も研究します。様々な時代・国の文学や文化、思想、メディア論、出版論など幅広い分野を研究することができます。

文学研究とは本を読み、そして書くことです。しかし狭い専門領域ばかり勉強していると壁にぶつかることがしばしばあります。そこでその壁を越えられるヒントになるのが、自分とは専門領域が異なる人との議論です。普通なら発見できないような視点や知識などを見つけ、多角的に自分の専門領域について考えることができるのが本専攻の魅力の一つです

本専攻にある様々な分野の根幹にあるのは「ことば」です。文芸メディア専攻とは「ことば」を勉強するところであり、狭い研究領域にとらわれず幅広い視点から研究をするところだと思っています。

 

博士後期課程 史学専攻 日本史学専修 2年

秩序立ったオタク

  暴論ではあるが、大学院に入るまで、歴史好きには2種類しかいないと思っていた。1つは、広く細かい知識を持ってはいるが、それらを統括する能力に欠ける「オタク型」。もう1つは、細かい年号や固有名詞を切り捨てることで、知の体系化を図る「評論家型」。「秩序立ったオタク」、即ち両者の良いところ取りをしたような超人は存在しえないし、いてもごく僅かだろうというのが、かつての僕の持論だった。前者になっても社会に貢献できそうにないので、ひとまず後者を目指そうと思い、大学院に入った。

 ところが、である。入学してみれば、周りの先輩方は「秩序立ったオタク」ばかりであった。どういう学び方をしたらこうなるのだろう、と心底驚いた。と同時に、こういうオタクなら、学問を、教育を、社会を、変えられるかもしれないと思った。

無論、ここにいれば自動的にそうなれるなどとは思わない。ただ、本学の大学院が、それを実現しやすい環境であることだけは確かである。

博士前期課程 史学専攻 アジア史専修 2年

挑み続ける、だからこその研究

 

大学院進学をお考えの皆さんに伝えられることは、大学院での研究生活には何一つ強制されることはなく、自分から挑み続けない限り、何も起こりはしないということです。

アジアの歴史といっても、政治・思想・美術等、多様な研究テーマがあります。その中でも私は中国思想史を専門とし、とりわけ元代における朱子学の思想的変動とその国家との結びつきについて、歴史的な視点と思想的な視点の両面から研究を行っています。このガイドブックをご覧になればお分かりいただけるように、本研究科に哲学専攻はありません。しかし、様々な研究機関にアクセスできる本大学院の恵まれた環境を活かし、積極的に外部の研究会にも参加することで、専攻の有無にかかわらず、分野の垣根を越えて、哲学領域の研究成果も反映した研究を可能にしています。

研究は強制されることがない以上、それを続けていくには多くの困難が待ち受けています。しかし、困難があるからこそ、面白みもあります。人生のあらゆる選択肢の中から、歴史学、特にアジア史研究の道に挑み続ける覚悟ができたのなら、ぜひアジア史研究室へ。

博士前期課程 史学専攻 西洋史学専修 2年

学びたい気持ちを大切に

 

 私が大学院に進学したのは、「もっと勉強したい」と思ったからです。もともと卒業後は就職をするつもりでしたが、卒業論文で研究を終えてしまうことに物足りなさを覚え、大学院の進学を決意しました。

私は現在、第三帝国期ドイツに存在した「生命の泉」協会と呼ばれる組織に関して研究を進めています。この組織は、ドイツ人の中でもとりわけ優れた人々の人口を増やすために、未婚の母を支援していました。これを、いかに福祉や女性の問題と関連付けていくかが今後の課題です。

研究をするのは楽なことではありません。道筋が見えず、苦しいことがたくさんあります。それでも、新しい発見があったときには知的好奇心が刺激され、今後どのように進んでいけばいいか少しずつ方向性が見えてきます。その中で、自分の成長を感じられることもあります。もし学部で研究を終えてしまうことへの物足りなさを少しでも感じたのであれば、ぜひ将来の選択肢に、「大学院進学」を加えてみてください。

 

 

 

博士前期課程 史学専攻 考古学専修 2年

明治大学考古学研究室

 

明治大学は、66年の長きにわたり、日本考古学界を先導してきた大学の一つです。その長所は、以下の三点にあります。

①身近な遺物と、精緻な遺物観察に基づく研究方法

②全国に広がる専門職を担う修了生

③博物館・図書館等の研究施設の充実

 また、教授陣および院生の専門は、それぞれ偏りなく多種多様で、先史から近世まで時代や分野を超え議論しあうことの出来る土壌が培われています。

 

私は、文化財に専門的に携わる仕事がしたいと思い、そしてその前に、「研究者」としてのより高等な研究の方法について学びたいと考えたため、大学院進学を決めました。現在は、北海道における旧石器時代についての研究をしています。遠く北海道の研究も、学内の豊富な遺物と、多くの修了生によって可能である点が、明大考古の強み・魅力です。

明大考古で共に研究し、考古学的な議論を重ねてみませんか?研究室一同お待ちしております!

 

博士前期課程 地理学専攻 2年

自分だからこそ、地理学だからこそできる研究を深める
 

 私は社会人特別入試で明治大学文学部地理学専攻に入学し、地球上の様々な現象の結び付きを捉える地理学を学ぶ面白さにはまり、在学中に入学以前から関心のあったハワイ移民の研究を地理学からアプローチすることにしました。ハワイ日系移民の日系宗教信仰の実践をテーマとし、ハワイ島コナ地区の日本人墓地の悉皆調査をするという前例の少ない研究は当然学部の期間で終わるはずもなく、必然的に大学院進学を志願しました。大学院では文化地理学、歴史地理学を専門領域として学んでいますが、移民と関わるプランテーション産業が地形や気候と深い繋がりがあるため、自然地理学も積極的に学んでいます。大学院の授業は学部と違い事前の準備に多くの時間をかけ、また発表形式も多く大変ですが、だからこそ鍛えられている実感があります。また研究の中で、移民という国家間のトランスナショナルな関係が実は、個人や集落と集落とのネットワークによっても成立していることを見つけ、ますますハワイ移民研究の地理学的アプローチの重要さを感じ、自分だからこそ地理学だからこそできる研究を深めていきたい、という思いが強くなっています。

 

 

博士前期課程 臨床人間学専攻 臨床心理学専修 2年 

研究も臨床も、追い求めて

 

 『心ってなんだろう』。この純粋な興味から、私は心理学を志しました。大学院に入学した今でもこの気持ちを原動力に、私の『問い』を解き明かすため、心の行くままに研究に没頭する日々を送っています。

 しかし、心の正体が究明されたとしても、社会からの期待には応えられません。現代社会を生きる中で、心に重荷を抱えた方々の叫びを耳にしない日はなく、今や心理学のニーズは日毎に高まっています。社会に貢献していくためのトレーニングも不可欠です。

 大学院の環境は、自分の問いを研究し、さらに心のスペシャリストとしての腕を磨く、まさに目の回る毎日です。しかし、1日1日がとても充実していると感じます。何よりも、先生方、先輩方、友人たちと過ごす時間は、新鮮さと驚きの連続です。また、学内の臨床センターや外部機関での実習活動では、現場でしか味わうことのできない貴重な経験を積むことができます。この、掛け替えのない出会いや、臨床経験を積み重ねていく日々の中で、研究も臨床も、どちらも後押ししてくれる、二兎を追って二兎を得られる環境は明治大学でしか得られないものです。是非とも明治大学でご自身の夢を追い求めて下さい。

博士後期課程 臨床人間学専攻 臨床社会学専修 3年

“博物館の教育”って???
 

 “博物館の教育って、なんだろう??”と思ったのが、大学院に入ろうと思ったきっかけでした。

 私は大学院に入る以前に、とある博物館で働く機会を得ることができ、そこで携わった一つが博物館の教育関係でした。携われば携わるほど博物館の教育について知りたくなり、大学院に入ってしまいました。

 しかし大学院に入学出来たものの、研究は甘くなかったです。大学院に入学する際には気を付けてください。ただし、積極的に研究に取り組めば、良い研究ができると思います。先生方も、サポートしてくれると思います。

 私が所属している臨床社会学専修は、臨床的に社会学と教育学を学べます。単純に社会学、教育学を学ぶのではなく、臨床的に研究ができるところに大きな特色があると思います。

 大学院は暇に見られがちですが、しっかり研究するとなるとすごく大変ですから、注意してくださいね。。。

 

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