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文学研究科入学者の受入方針(アドミッション・ポリシー)

文学研究科

博士前期課程・修士課程

   文学研究科博士前期課程及び修士課程は、多角的な人文科学の基礎科学を修得しつつ、現代社会における人間存在の普遍的な課題の解明に寄与することができる人材を育成することを目指しています。このため、本研究科では主に次のような資質や意欲を持つ学生を積極的に受け入れます。
(1) 当該専攻・専修で必要とされる思考力、知識、語学力を学士課程ですでに養っていることに加えて、世界・社会のヴィヴィッドな動向への幅広い視野と関心、及び身近な日常的事象に対する鋭敏な感性と問題発見能力、常識に囚われない「自明性」を懐疑し得る自由な着眼力、大胆な仮説に基づき、これらを緻密かつ誠実に分析・考察し得る論証能力、さらには専門分野だけに偏らない深い教養、また、以上のことを的確に表現し得る高度に洗練された言語能力等を兼ね備えた者。
(2) 将来、専攻領域及び関連分野の高度な専門的知識と確かな技能を持って、地域社会及び国際社会の一員として活動する意志と覚悟を有する者。
以上の求める学生像に基づき、学内選考入学試験、一般入学試験、外国人留学生入学試験、社会人特別入学試験、飛び入学試験を実施し、入学者選抜を行ないます。
なお、修得しておくべき知識等の内容・水準を以下の通り示します。
(ア) 学士課程において修得すべき思考力、知識、語学力を充分に備えていること。
(イ) 自分を世界・社会のなかに位置づけ、幅広い教養を得ながら、自分自身で追究し、またその成果を文章に表すことができること。
 

博士後期課程

 文学研究科博士後期課程は、現代社会における人間存在の普遍的な課題の解明に寄与しつつ、豊かな感性と鋭い理性を備え、高邁な精神文化的教養と精緻な科学的認識を会得した優れた人材を育成することを目指しています。このため、本研究科では主に次のような資質や意欲を持つ学生を積極的に受け入れます。 
(1) 当該専攻・専修博士前期課程修了のために必要とされる知識と思考力と語学力を備え、指導教員が必要水準以上と判断した修士号請求論文を提出し論文審査に合格した者、あるいはそれと同等の能力を所有する者。
(2) 博士学位請求論文提出の意欲を持ち、そのために必要な高度な学習や実習に加えて、海外への長期留学、各種学会での発表、紀要論文等の執筆を着実に遂行することができ、かつ、世界的水準での自立した研究者、教育者として、日本および海外諸国で貢献できるまでの困難な道程を歩む気概と具体的戦略図を持った者。
以上の求める学生像に基づき、一般入学試験、外国人留学生入学試験を実施し、入学者選抜を行ないます。
なお、修得しておくべき知識等の内容・水準を以下の通り示します。
(ア) 博士前期課程修了のために、必要とされる知識、思考力、および言語能力(語学力を含む)を備え、修士号論文審査の合格を有していること。
(イ) 博士学位論文提出に向け、さらなる研究への探求とそれを進めるための技術的なスキル、目的遂行能力を備えていること。
 

明治大学大学院