Y・Mさんの声 (2014年度参加:女子,参加当時2年生)

「失敗してもいいので、積極的に何でもやってみる」

Q1 研修に参加するメリットは?

私が思うこの研修に参加するメリットは、二つあると思います。

まず一つ目は、世界有数の名門大学であるケンブリッジ大学で、英語のスキルと法律の知識を同時に磨くことができるところだと思います。日本の法律を日本語で勉強することでさえ大変なのに、「イギリスの法律」を「英語」で勉強するとなれば、当然その大変さは倍増します。しかし、この研修ではケンブリッジ大学という素晴らしい環境と、最高の先生の下で、意識の高い仲間たちとともに学習を進めていくので、何も心配はありませんでした。

 二つ目は、今後の学習や生活のモチベーションアップにつながることだと思います。将来国際関係に進みたい人であれば、今回の研修はとてもいい経験になると思いますし、弁護士や検察、裁判官など実務家になりたい人であれば、日本法と比較して、違いを意識したり、共通点を見出したりすることでより、法律の勉強への意欲が出て、プラスに働くことでしょう。将来に具体性を持たせるという点で、とても最適な場だと考えます。

Q2 研修に参加したことで自分に変化が起きたか? どんな力がついたか?

現地での授業は、当然ですがすべて英語です。さらに、先生が生徒をどんどん指名したり、積極的に意見を発言するように促したりするような、いわば全員参加型の授業です。ですので、先生の質問を聞き取れないほど英語が苦手な私は、当初、失敗を恐れて何もしゃべることができませんでした。しかし、そんな私を理解し、温かく受け入れてくれた先生は、「話すのを怖がらないで。間違ったことでも何でもいいの。」「間違ったことを言ってくれたほうがうれしいわ」と言ってくれました。それを機に、私は思ったことはすぐに発言するようになりましたし、授業後にも積極的に発言するようになりました。そのおかげか、文法はハチャメチャですが、自分の考えを伝えることが出来るだけの英語力と積極性を身につけることが出来ました。

Q3 研修に参加したことで、将来の進路選択に影響はあったか?

私は今回の研修に参加する前、ただ漠然と法曹になりたいと考え、勉強していました。しかし、研修中にあった模擬裁判で裁判官役をやり、その準備に試行錯誤したり、法廷で他の役割の人たち(弁護士、検察)の活躍を見たりして、私の中に変化がありました。それは、今までただ抽象的に捉えてきた法曹の仕事を具体的に捉えるようになったことです。裁判官は偏見を持たず、常に公平でいなければなりませんが、それを実践するのはとても難しいことだとわかりました。検察官は巧みに証拠を出してきますし、弁護士はその証拠の怪しいところを突いたり、捜査側の違法なところを指摘して無罪にしようと試みたりします。こうした検察側と弁護士側のやり取りを注意深く観察し、被告人が有罪かどうか(有罪かどうかは実際には陪審員が決めます)、有罪だとして量刑はどのくらいが適切か、公平に見極めるのは本当に大変で、大切なことだと実感することができました。

 今回の経験を通して、私は将来裁判官になりたいと思うようになりました。この夢に向かって精一杯努力していこうと思います。

Q4 未来の参加者へのメッセージ

 ケンブリッジ法学研修を通して私が得たものはたくさんあります。それはここでは到底書ききれません。ですので、次はみなさんがケンブリッジ大学で実際に体験してみてください。きっと素晴らしい経験がみなさんを待っています。

 ただ一つだけ、アドバイスをするとすれば、失敗してもいいので、積極的に何でもやってみることです。現地の人と友達になってもよし、思い切って遠出してみるもよし、模擬裁判で自分の興味のある仕事をしてみるのもよし、何でもアリです。そうすれば、この研修が思い出だけで終わることなく、自分の未来へとつながることでしょう。

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