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ジェンダーセンター

第2回定例研究会「スポーツ・メガイベントの政治学」

開催期間:2017年07月07日
明治大学 情報コミュニケーション学部ジェンダーセンター

東京オリンピック・パラリンピックの招致活動においては「復興五輪」が謳われたが、その後、東京と福島の政治・経済的な関係は変化していない。メディアが流す情報はエンブレムや競技場、運営費用などに限られ、スポーツ・メガイベントそれ自体がもつ政治性の側面について語られることはほとんどない。本講演では、ジェンダーとセクシュアリティの政治という観点から、人々を周辺化する抑圧装置としてはたらくスポーツ・メガイベントと帝国主義、植民地主義の関わりについて考えていく。

【講師】ヘザー・サイクス博士
トロント大学オンタリオ教育学研究所准教授。
スポーツとクイア理論、ファットフォビア、植民地主義問題についての斬新でラディカルな研究を行っている。著書に“Queer Bodies: Sexualities, Genders & Fatness in Physical Education” (2011年、Peter Lang)、“The Sexual and Gender Politics of Sport Mega-Events: Roving Colonialism” (2017年、Routledge)等がある。



※予約不要・入場無料です。ふるってご参加ください。

【開催日時】2017年7月7日(金)18:00~(開場17:30)
【会場】明治大学駿河台キャンパス グローバルフロント1階グローバルホール
【主催】明治大学情報コミュニケーション学部ジェンダーセンター
【発表言語】英語 ※逐次通訳あり
【通訳者】井谷聡子氏(関西大学文学部助教)