Go Forward

学生記者が行く!Mスタインタビュー2015(株式会社スノーピーク 代表取締役社長 山井太さん)

——山井さんの今後の目標についてお聞かせください。
現在、スノーピークは社会からアウトドアメーカーに見えていると思います。
今までは、オートキャンプを中心に自然とヒトをつなぐ事業を行ってきましたが、今後は「アーバンアウトドア」というマーケットも作りたい。

東京のような都市空間の中でも手軽に自然と触れ合うことができるライフスタイルを提案していく事業を拡大していきたいですね。

——あまりキャンプをしたことがないのですが、今度挑戦してみようと思いました!最後に明大生へのメッセージをお願いします。



卒業生から見て、現役の学生さんたちは非常に頑張っていると感じます。

卒業後もより社会が豊かになるように頑張ってほしいです。
これからは企業も生き残るのが難しい社会になり、本物しか通用しなくなると思うので、「自分はこの分野では負けない」と思えるような、好きな仕事をした方がいいと思います。

もっと知りたい!山井さんて、どんなひと??

▲趣味





「フライ・フィッシング」

イワナやヤマメを釣るのですが、環境自体を五感で体感できることと、自分で作ったフライに魚がライズしてくるゲーム性に魅了されています。



「写真」

綺麗なもの、美しいものが好きなので、自然の写真をよく撮っています。

やっぱり一番美しいものは自然だと思います。

「野球」
——高校まで野球を続けてきて、大学でも野球部に入ろうとは思わなかったのですか?
当時、明治大学の野球部は島岡さんという監督がいらして、“世界で一番厳しい監督”と言われていました。

高校まで野球しかしてなかったので、大学では野球以外の事をしようと思って。

でも、新潟に帰ってから昔の友達に誘われて、朝起き野球とかに参加させられたりして…。

▲お気に入りの本は



学生の頃から読んでいる好きな作家は村上春樹さん。

ちょうど、大学1~2年生の頃にデビューしたこともあって。

作品の中では、1982年に衝撃的なインパクトを受けた処女作の「風の歌を聴け」が一番好きですね。

After the Interview…


アウトドア業界のトップを牽引する山井さんの「本当に良いものを作る」、「ユーザーの立場で製造・販売する」という経営理念に深く感銘を受け、それこそが経営者の本質であると感じました。


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