文部科学省の２００６年度私立大学学術研究高度化推進事業に、明治大学が申請した４件の研究プロジェクト（新規３件、継続１件）が選定された。この結果、今年度明大では推進中のものと合わせて１３件のプロジェクト（別掲）を推進することになる。

　 私立大学学術研究高度化推進事業は、わが国の高等教育機関の大部分を占める私立大学等の研究基盤の整備、および研究機能の高度化を図るため、重点的かつ総合的な支援を行うもので「ハイテク・リサーチ・センター整備事業」「学術フロンティア推進事業」「社会連携研究推進事業」「オープン・リサーチ・センター整備事業」の４つの事業に分類される。

　 今回選定を受けた研究プロジェクトは次のとおり（プロジェクト名に続いて�@主体となる研究組織名�A研究代表者）。研究内容、計画等の概要については本紙次号以降に掲載予定。

◆ハイテク・リサーチ・センター整備事業◆
▼「２１世紀の食糧生産・生物活用のためのバイオテクノロジー」（継続）
�@生物活用のための先端アグリサイエンスチーム（科学技術研究所）
�A加藤幸雄農学部教授

◆学術フロンティア推進事業◆
▼「高度先進医療を支援するハイパフォーマンスバイオマテリアルの創製とその医療用デバイスとしての応用」（新規）
�@先端医療材料創製研究所（科学技術研究所）
�A相澤守理工学部助教授

▼「環境変遷史と人類活動に関する学際的研究」（新規）
�@古文化財研究所（人文科学研究所）
�A杉原重夫文学部教授（明治大学博物館長）

◆社会連携研究推進事業◆
▼「ユビキタス商店街プロジェクト」（新規）
�@ローカルエリアコミュニティシステム研究所（社会科学研究所）
�A安藏伸治政治経済学部教授