研究科長あいさつ

明治大学専門職大学院 会計専門職研究科長 吉村孝司 教授明治大学専門職大学院 会計専門職研究科長 吉村孝司 教授

明治大学専門職大学院
会計専門職研究科長
吉村孝司 教授 
会計プロフェッショナルを志すみなさまへ
 - 明治’s Qualityに裏づけられた明治’s Prideの涵養 -

 わが国における会計制度改革の一環として会計大学院が設置されて十年を経ようとしています。IFRS(国際会計基準)の導入を控え、欧米水準への公認会計士数の引き上げをめざした制度改革のなかで、現在にいたるまでの紆余曲折を経つつ、いまだ対峙すべき課題は少なくありません。
 しかしながら、経済主体としての経営体のグローバル化と多様化、複雑化は今後もさらなる進展を果たすことは必至であり、もう一方の側面としての会計活動においても、今後一層の変化が新たに生じることには疑う余地はありません。いわば経営と会計とは“車の両輪”であり、不可分不可欠の存在です。
 明治大学専門職大学院会計専門職研究科が育成する会計プロフェッショナル(高度会計専門職業人)には、会計ならびに経営に関する高度の知識と学習能力および専門職業遂行能力が求められることは言うまでもなく、さらにはプロフェッショナルとしての自らの存在を可能とし、裏づけるための高い資質と人間力が何よりも強く求められています。よって、わたしたちは単に知識と学習能力の向上のみに甘んじることなく、プロフェッショナルとしての唯一無二の人間力の涵養こそを本研究科における教育上の特長としています。そしてこれこそが「明治’s Quality」であり、近代日本を支える有為の人材の育成を使命とし、長きに亘って法学、会計学をはじめとする多くの領域において広く貢献を果たしてきた明治大学の歴史はまさに「明治’s Pride」と呼べるべきものであります。
 合衆国第35代大統領であったケネディ,J.Fが就任演説で語った「ask not what your country will do for you, ask what you can do for your country(国が諸君のために何ができるかを問い給うな、諸君が国のために何ができるかを問い給え)」というメッセージはいまだ色褪せることなく、われわれの心に響き残っています。プロフェッショナルという職業はある意味で孤高であり、その行動と先立つ思考と意思決定は自身の社会上および職業上の倫理と道徳に照らして行わなければなりません。誰かが示した基準や価値観を単に拠りどころとするのではなく、自らがつねに問題意識を有し、解決のための方策を追求し続けるなかにプロフェッショナルとしての自身の存在を可能とするのです。
 崇高なる情熱と夢の実現に自らのすべてを賭した在りし日の大統領の言葉にあるように、社会からの享受を望むのではなく、これからの国際社会に広く貢献しようという高い志と理想のもとに会計プロフェッショナルを志すみなさんを私たちは応援します。
 明治’s Qualityから明治’s Prideへ。次代の会計プロフェッショナルの世界がいまここからはじまります。

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