私が履修した科目は、広告論、経営戦略論、組織行動論、フランス語、フランス文化の5科目でした。私は商学部のマーケティングを専攻しており、特に広告論には興味がありました。留学先の勉強は大変高度なもので、授業についていくのが大変でしたが、明治大学で3年次から勉強したことの中でいくつも重複する部分があり、とても役立ったのを覚えています。また、ほぼすべての授業で、グループワークが取り入れられていて、自分が話さないとグループ自体の動きも止まってしまうとよく感じていました。様々な国から多くの留学生が来ていた学校であり、日本の企業について取り上げられる事もよくありましたので、日本人としての意見を求められる事も多くありました。自分の国の事であるのに、分からない事であったり、みんなに伝わるような上手な説明ができなかったりと、苦しい思いや、恥ずかしい思いもたくさんしましたが、その分本気になることが出来ました。日本にいたころは考えられないような大量の宿題や課題に毎日悩みながら、授業に関しては本当に苦しい事ばかりではありましたが、その分本当に成長する事ができたように思います。最後の筆記試験ではすべての科目をクリアし、単位をすべて取得することが出来ました。