オープンキャンパス「国日カフェトーク」のVRコンテンツが完成ー第4弾!

2018年8月21日・22日に国際日本学部のオープンキャンパスがあります。国際日本学実践科目C(岸磨貴子准教授担当)では、国日生がオープンキャンパスにむけて、国際日本学部の魅力を体感してもらうための360度カメラのTHETA Vを活用したVR(バーチャルリアリティ)コンテンツを制作してきました。「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標:SDGs)」×VRを軸とした「つながり」「ダイバーシティ」「ジェンダー」「異文化体験」に関するコンテンツです。今回は、第一弾として「つながり」に関するVRコンテンツを開発したチームのご報告と、オープンキャンパスでこのVRコンテンツを活用したカフェイベントのご案内です。

メイ*フジプロジェクト

ダイバーシティを考えよう!!



明治大学のメイ、
大阪の特別支援学校のフジ、

私たち明治大の学生とF特別支援学校の生徒たちの「コラボ」で生み出すワークショップをみなさんに体験いただきたいと思います!

日常の生活・・・
私たちは、考えたことがあるでしょうか。
たとえば・・・車椅子に乗った人が、段差のある道をどれだけ苦労して移動しているのか。
たとえば・・・日本語がわからない外国人が、行き先がわからず困っているのか。
たとえば・・・小さい子どもをつれた母親が、どれほど大学に行くことに抵抗があるのか。

日本社会では、日本語がわからない外国人も多くいます。進学が難しかった人が、開かれた大学のもと大学に通う人も増えてくるでしょう。また、妊婦や小さい子どもを抱えた女性も大学で学ぶこともできるようになってきました。

ダイバーシティが重視される社会。だからこそ、当たり前の意識変化が必要になってきます。そこで、私たちのグループでは、大学のダイバーシティを考えるきっかけーつまり、当たり前の意識変化をめざしたVRコンテンツを体験いただきます。

<VRコンテンツ制作の過程において>

本VRコンテンツを制作するにあたり、私たちは大きな誤解をしていました。障がいを持った人たちの「ために」と考えていたのです。しかし、実際にコンテンツを制作する上でそれが大きな勘違いだということに気づきました。今回、大阪府の支援学校の生徒さんや、明治大学に通う車椅子を使う友人に話を聞いたところ、私たちが教えられてばかりだったのです。ここで、発想が180度変わりました。このVRコンテンツの制作は、お互いの強みを出し合うからこそ作れるのでは、と。

事実、彼らの力がなければ僕たちは作り上げることができませんでした。コンテンツの中身だけではなく、その過程すらも「ダイバーシティ」を経験できるものでした。多く悩み、間違い、反省し、気づき、変化してきた僕たちだからこそお伝えできることがあると思います。

まず、みなさん!私たちが過ごすこの大学のキャンパスを改めてじっくりみてください。その場所は、たとえば、肢体不自由の人にとって快適ですか?妊婦の女性にとっては不便ではないですか?日本語がわからない方にとっては快適ですか?どんなところに改善のヒントがあるか一緒に考えましょう!

<ワークショップの特徴>

(1)みなさんの当たり前が変わります!
(2)特別支援学校の肢体不自由児の生徒の意見を知ることができます。
(3)擬似的に肢体不自由の体験ができるかも!

<ワークショップ>

日 時:2018年8月22日(水)10:30-11:30
場 所:高層棟6F 603教室
実施者:伏見宏司◯・佐々木誠◯・中山廉太朗◯・若林慶◯・徐アヨン
※◯印は、オープンキャンパスでのイベントファシリテータ
参 加:20名

<プロジェクトメンバーの声>

みなさん、こんにちは!中山廉太朗と言います!僕のグループでは、現在、大阪府の支援学校の子どもたちと協力してVRコンテンツを制作しています。僕はこれまで特別支援学校についてほとんど知りませんでした。だからこそ、ちゃんとコミュニケーションがとれるのか不安でした。担当の先生から聞いたところ、僕たちと同じようにインターネットで動画をみたり、ゲームをしたり、学校で学んでいることを知り、とても新鮮でした。同時に、生徒たちは肢体不自由であるがゆえに、社会に出るのにいろんな不便があることを知りました。「僕たちも彼らの目線でこの社会のことを考え、変えていかなきゃ」と思いました。そこで、僕たちは生徒たちと交流し、一緒に考え、コンテンツ制作をはじめました。これをとおして子どもたちの見える世界を広げたい、そして、実際には自分たちの世界もひろがっています。このプロジェクトを通して、少しでも多くの人に当たり前に対する意識に変化がおこってほしいと思います(2018年6月28日報告)

<プロジェクトメンバーの声②>

こんにちは。佐々木誠です。このプロジェクトをはじめるにあたり、最初に、僕は、車椅子を使う友達に話を聞きました。実は、車椅子の友達ができたのは大学に入って初めてで、彼と話をするうちに、障がい者の気持ちを知ったつもりになっていました。しかし、実際にこのプロジェクトを通して、自分がいかに狭い視野で障がい者を捉えているかに気づきました。第一に、障がい者を、ひとくくりにしてはいけないということです。障がいにも、多様性があるからこそ、問題も多様であるからです。そのため、簡単に「障がい者の問題を解決する」ということをいうことができません。第二に、障がい者に着目していましたが、実はこの問題は、ダイバーシティという視点から捉える必要があるということです。住みやすい社会を考える上で、障がい者だけではなく、LGBT、高齢者、日本語がわからない外国人も含まれるということがわかりました。これを知るきっかけになったのが、「グローバル化に伴って、多様な性や家族の形が加速していること」「社会が高齢化することでなんらかの障害を持って行く人が増えていくこと」(電通のダイバーシティ・アテンダント(DA)検定のテキスト,2016)という言葉でした。この気づきから、僕たちのプロジェクトは、障がい者に着目するよりむしろ、ダイバーシティに視野を広げ考えるようになりました。そして、ダイバーシティを実現するためには、僕たちは、3つのレベルを考えることになりました。第一のレベルでは、全ての人が住みやすい環境にしていくこと、第二のレベルでは、人々の意識がダイバーシティになること、そして、第三のレベルで、その二つをあわさってダイバーシティになるんじゃないかと考えました。僕たちの取り組み、そしてこの取り組みを通して僕たちの変化もあわせて紹介して行きたいと思います。ダイバーシティを考える際に、視野を広くもつこと、そしてダイバーシティそのものについても、引き続きしっかり理解を深めていきたいとおもいます。(報告:2018年7月19日報告)

参考:ダイバーシティ・アテンダント協会 (2016)ダイバーシティ・アテンダント 01(知識編), 02(実践編)—ダイバーシティ・アテンダント検定公式テキスト

<活動の様子>

(写真:大阪府の支援学校の教員、児童との交流の様子) (写真:実践について考え、議論するREN) (写真:プロジェクの概要説明) (写真:他のグループと議論) (写真:チームのアイデアマン)

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